【必見】ブライダル業界のインスタ運用事例9選を徹底解説!
- 2024年4月17日
- 読了時間: 23分
更新日:1月8日

![]() この記事の著者 | 山口巧己 地方×SNSマーケティングのスペシャリスト 大学在学中からSNSを独学し、父の車屋やインターンでのアウトドアブランドのSNS運用を行い、認知拡大・販売促進の向上、副次的に採用への貢献。この経験から紹介での依頼をいただき、大学4年生でフリーランスとして活動。 卒業後、WEBベンチャー企業で新規顧客開拓の営業へ従事する傍ら、フリーランス活動を継続。入社9ヶ月で退職し、独立。これまでの支援社数は50社を超える。 運用の"代行"ではなく、クライアントの経営戦略から逆算して結果へ繋げるためのSNSマーケティングが得意。 いい商品・サービス・会社を広めることが好きなSNSマーケオタク。 |
ブライダル業界でInstagram集客に取り組む中で、このような悩みはありませんか?
・他社の成功事例を参考に投稿しているが、集客や来館につながらない
・フォロワーや再生数は伸びているものの、成果に結びついていない
・何を基準に運用を改善すべきか分からない
ブライダル業界において、Instagramを活用した集客に取り組む企業は年々増えています。
しかし、「成功事例を真似して投稿しているのに成果につながらない」と感じている担当者も少なくありません。
実は、Instagramで成果を出しているブライダル企業には、いくつかの共通した運用設計があります。
単に事例を模倣するだけではなく、ターゲット設計やコンテンツの役割分担、導線設計まで含めて考えられている点が特徴です。
本記事では、ブライダル企業のInstagram成功事例を紹介しながら、「なぜ成果が出ているのか」という視点でポイントを整理します。
あわせて、ブライダル業界におけるInstagram集客を体系的に理解したい方は、ブライダル企業のインスタ集客を完全解説した記事もぜひ参考にしてください。
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1. ブライダル業界のインスタグラム活用事例【9選】 |

ブライダル業界でインスタグラム活用がうまい企業9選をご紹介します。
各企業の運用を参考に、自社運用へ取り入れてみてください。
事例1. 青山迎賓館

青山迎賓館(@aoyama_geihinkan)は東京の南青山・外苑前にある結婚式場です。
アカウントとして、プロフィールやハイライト、投稿写真が統一されており、ブランディングを意識した運用をしている印象です。
新郎新婦を写した写真が多く、リサーチをしているユーザー視点で考えると写真の中を自分のように想像して比較検討しやすいようになっています。
また、高画質な写真や動画を用いているのはインスタグラムを運用する意味を理解されているなと感じます。
しかし、いまや高画質は当たり前の時代、ただ綺麗だけでは訴求が弱かったりするので「新郎新婦の物語(ストーリー)」にフォーカスすることで、同じ悩みや考えを持っているユーザーが集まり、より「ここで挙げたい!」という感情を動かすことができる印象です。
事例2. TAKAMI BRIDAL

TAKAMI BRIDAL(@takamibridal_costume)は京都市下京区に本社を構えるブライダルコスチュームなどを展開する会社です。
ウエディングドレスや和装のカタログアカウントのような作りですが、1枚1枚に良さが伝わるように角度やライティングを丁寧にこだわっている印象です。
通常、写真のみの場合、一方向からしかわからず実際の着用イメージには限界があります。
TAKAMI BRIDALは動画を用いることで、360度から動きを交えて伝えることでドレスの揺れや広がり方から自分が着用した様子を連想しやすいように工夫されています。
しかし、TAKAMI BRIDALの場合、一定のブランディングがすでに確立されているので運用としては難しいですが、直近の投稿を見るとコメント欄への促しもしていますがリアクションが少ないことからファン形成はまだまだ改善の余地があるという印象です。
事例3. ワタベウェディング

ワタベウェディング(@watabewedding)は京都市上京区に本社を構える国内外の挙式サービスや衣裳・写真事業を展開する会社です。
2万人以上のフォロワーを獲得しており、インスタ経由で認知を獲得しているアカウントというのが見て取れます。
芸能人やインフルエンサーの起用をしてうまくPRを広げている印象です。
また、実際に式を挙げた方々の1シーンを切り抜いた様子が自分ごととして伝わりやすく、キャプションでも式の内容を紹介していたりと気になる情報をしっかりと訴求しています。
しかし、ブライダル業界としては写真や映像が得意でありながら、ストーリーズのデザインがややチープな印象を受けました。
事例4. 八芳園 ウエディング

八芳園 ウエディング(@happoen_wedding)は東京都港区に本社を構える結婚式場です。
400年以上歴史ある都内屈指のスケールの美しい日本庭園であることから、多くの方が和装といえばで憧れの式場でここでの景観は特別なものです。
インスタグラムを覗いてみると、綺麗な写真で統一されており、笑顔を切り取っていたりと女性の気持ちを高めてくれる作りになっています。
やはりブライダル業界はどこも写真が鮮明で美しさを感じます。
また、「はち花」という取り組みで八芳園で結婚式を挙げられる花嫁さんや卒花さん達の素敵な投稿をご紹介することでUGC(クチコミ)が見れる仕組みは素晴らしいポイントです。
しかし、知名度よりもフォロワー数は少ないのが気になるところです。というのも、多くの方がイメージする八芳園というものとの多少のギャップが生まれている気がしました。
もし弊社が運用に携わるとしたら、アイコンを変えたり、「帰ってこられる場所」というブランドストーリーを活かした写真や動画での訴求をしていくことで伝えきれていない魅力をもっと訴求していきたいという印象です。
事例5. 東京會舘本舘ウエディング

東京會舘本舘ウエディング゙(@tokyokaikan_wedding)は東京都千代田の丸の内にある結婚式場です。
はじまりの舞台にふさわしい「至上の場所」とのこともあり、インスタグラムでも投稿する写真が全て一切の妥協がなく、こだわり抜いている印象を感じます。
しかし、ハッシュタグなどを見てみると多く羅列されているあたりがインスタ運用においては改善ができるなと見受けられました。
こちらに関しても、もし弊社が運用に携わるとしたら、ブランドストーリーや新郎新婦の物語にフォーカスをした写真や動画での訴求をしていくことで伝えきれていない魅力をもっと訴求していきたいという印象です。
個人的には、ファン作りを考えているとした場合、インスタグラム上でファンがいる様子が見て取れなかったため要改善ポイントだと感じています。
事例6. CRAZY WEDDING

CRAZY WEDDING(@crazy_wedding)は東京都渋谷区に本社を構えるウエディングプロデュース会社です。
結婚を広く発表する目的で行われてきた「二人中心」の披露宴スタイルから共に時間を楽しむ「ゲスト中心」の設計により、本当に二人とゲストが望むオーダーメイドの結婚式が人気となっています。
新郎新婦を主人公とした投稿の背景に、ゲストとのストーリーを上手に取り上げていくなかで整えられた世界観や統一されたフォントやデザインが上手な印象を受けました。
特に、リールでの発信は、誰もが経験するシーンを切り取り、心が動かされました。
しかし、運用を考えていくと結婚したあとでもアカウントをみるキッカケ作りをすることや、やや発信が迷子になっていそうな印象があるのでフィードやリールでの発信内容のブラッシュアップをしていくとよりたくさんの人に見てもらい、愛されるアカウントになるようなポテンシャルを感じました。
事例7. TRUNK BY SHOTO GALLERY

TRUNK BY SHOTO GALLERY(@trunkbyshotogallery)は東京都の渋谷区松濤にある結婚式場です。
“あそびごころ”をコンセプトにしプロデュースをしており、自分たちの個性を出した式を挙げたい方々に人気となっています。
フォロワー数は3.3万人以上のアカウントで、コンセプトである“あそびごころ”が伝わる投稿が多くみられます。
また、投稿における写真やリールでは素敵なシーンを切り取っており、魅力が溢れる発信です。
投稿欄では横3枚を統一しているところも考えられているなという印象です。
事例8. トキハナ

トキハナ(@tokihana_wedding)は東京都港区に本社を構える株式会社リクシィによって運営されているインスタグラムアカウントです。
“花ヨメの不安をトキハナツ式場探し”というコンセプトを元に運用されていることもあり、結婚式のトレンドや失敗しないための情報を知ることができることから多くの人がフォローしており、フォロワー数10万人以上のアカウントとなっています。
式の途中で起きるストーリーをうまく発信していたり、参考になる情報発信をされていたりとインスタグラム運用においての理解も深い印象を受けました。
このアカウントでは、自社のサービスを表立ってみせるのではなく、まず情報を発信することで人を集め、その情報から「私たちもこんな式をあげたい」といった花嫁さんからの問い合わせを獲得するスキームを構築しています。
情報発信アカウント(コンテンツアカウント)のため、他の企業からすると参考にしづらい部分はありますが、どんな発信が受けているのかなどの情報収集ができるためベンチマークしておいて損はないです。
事例9. ディアーズ・ブレイン

株式会社ディアーズ・ブレインが運営する鹿児島の結婚式場の「ザ・ピーク プレミアムテラス」のインスタグラムを紹介します。
鹿児島という地域性を理解したうえで、投稿欄には視覚的な情報を綺麗に整えた発信をしています。
インスタグラムの特徴として重要な「見た目」という視覚的情報の重要性を理解しており、ターゲット層に対して伝えたい世界観を意識したレイアウトが工夫されています。
ブライダル企業のアカウントを見てみても、投稿欄が整ったアカウントが少ないなかで大きな差別化を図っている点が特徴です。
2. 9割が勘違い?!事例を見て終わりにしてはいけない理由 |

ここまで9つのInstagram運用事例を紹介してきましたが、重要なのは「良い事例を知ること」ではなく、「なぜその事例が成果に繋がっているのか」を理解することです。
この章では、事例を成果に変えられない式場に共通する理由を整理します。
主に次の3点があります。
事例の表面だけを真似してしまう
Instagramの役割を整理できていない
運用が投稿作業で止まってしまっている
これらを理解することで、事例の見方が大きく変わります。
事例をそのまま真似しても成果が出ない
結論として、事例の投稿内容をそのまま真似しても、同じ成果は再現できません。
なぜなら、事例は各社のブランド、立地、ターゲット、マーケティング全体の設計を前提に成立しているからです。写真の雰囲気や投稿頻度だけを模倣しても、自社の強みや検討ユーザーの文脈と噛み合わなければ、来館や問い合わせには繋がりません。
例えば、都心型の専門式場と地方のゲストハウスでは、検討理由も比較軸も大きく異なります。同じリール表現を用いても、刺さるポイントは変わってくるため、背景設計を無視した模倣は成果を遠ざけます。
つまり、事例は「答え」ではなく、「考え方を抽象化するための材料」として捉えることが重要です。
Instagramの役割が整理されていない
成果が出ない大きな要因は、Instagramに何を担わせるかが曖昧な点です。
理由として、Instagramは万能な集客ツールではなく、マーケティングファネルの一部を担う媒体だからです。認知獲得なのか、比較検討なのか、来館後の後押しなのかによって、発信すべき内容は大きく異なります。
実際、成果を出している事例では、リールで認知を広げ、フィードで世界観を伝え、広告で来館を後押しするなど役割が明確です。
一方、役割を整理しないまま投稿を続けると、再生数は伸びても意思決定に寄与しない運用になりがちです。
まとめると、Instagram集客は「何を投稿するか」よりも「何のために使うか」を先に決める必要があります。
投稿すること自体が目的化してしまっている
多くの式場で見られる課題が、運用の目的が投稿作業になってしまっている点です。
その背景には、現場業務の忙しさや、明確な運用設計がないまま内製している実態があります。
結果として、「とりあえず投稿する」「空いた時間で更新する」といった運用に陥りやすくなります。
例えば、月末にまとめて投稿を作る、数値の振り返りをしないといったケースでは、改善のサイクルが回りません。この状態では、事例と同じような見た目になっても成果に差が出ます。
つまり、事例を成果に変えるには、作業ではなく設計と判断が不可欠だと言えます。
なお、ブライダル業界におけるInstagram集客の全体像を詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせてご覧ください。
ここまで見てきたように、事例を見て終わってしまう最大の原因は、Instagramを単体で捉えてしまう点にあります。
次章では、これらの課題を踏まえたうえで、マーケティング視点で整理する結婚式場のInstagram集客の勝ち筋について解説します。
3. 成果を出している式場に共通するInstagram設計の考え方 |

事例を見て終わりにしてしまう式場が多い一方で、安定して成果を出している式場には共通点があります。それは、Instagramを「投稿する場」ではなく、マーケティング全体の中で役割を確認したうえで設計している点です。
この章では、成果を出している式場に共通する設計の考え方を3つに分けて解説します。
Instagramを担わせる役割を明確にしている
認知から意思決定までを逆算している
オーガニック運用と広告運用を切り分けて考えている
これらを理解することで、事例の再現性が大きく高まります。
Instagramを「集客の一部」として捉えている
成果を出している式場は、Instagramを集客の一部として位置づけています。
なぜなら、結婚式場の集客はInstagram単体で完結するものではなく、ポータルサイトや公式サイト、広告など複数の接点で構成されているからです。
Instagramだけで来館まで完結させようとすると、役割過多になり運用が破綻しやすくなります。
実際、成果を出している事例では、ポータルサイトで式場を知り、Instagramで世界観や雰囲気を確認し、最終判断を補強する流れが設計されています。
Instagramは比較検討フェーズにおいて重要な判断材料として機能しています。
まとめると、Instagramは「集客の主役」ではなく、「意思決定を後押しする存在」として設計することが重要です。
認知から意思決定までを逆算して設計している
成果を出している式場は、ユーザーの意思決定プロセスを前提に運用を設計しています。
理由として、結婚式場選びは衝動的な購買ではなく、段階的に検討が進む意思決定だからです。認知・比較検討・最終選定と進む中で、求められる情報は変化します。
例えば、リールでは雰囲気や空気感を伝えて認知を広げ、フィードではチャペルや披露宴の様子を丁寧に見せることで検討を深めています。
この流れがあるからこそ、「ここがいい」という判断に繋がります。
つまり、投稿単位ではなく、意思決定全体を見据えた設計が成果を左右します。
オーガニック運用と広告運用を切り分けて考えている
成果を出している式場は、オーガニック運用と広告運用を明確に切り分けています。
なぜなら、それぞれ役割と得意領域が異なるからです。オーガニック投稿は世界観や価値観を伝えるのに向いており、広告は来館や問い合わせといった行動を後押しするのに適しています。
実際、オーガニックで関心を高めたユーザーに対して広告を配信することで、来館率を高めている事例も多く見られます。
両者を混同すると、どちらも中途半端になりがちです。
まとめると、Instagram集客では「育てる運用」と「刈り取る運用」を分けて考えることが不可欠です。
しかし、ここまで読んで、
「やるべきことは分かるが、これを自社だけで設計・運用するのは難しそうだ」
と感じた方も多いのではないでしょうか。
実際、成果を出している事例の多くは、投稿の工夫だけでなく、マーケティング全体から逆算した設計と継続的な改善が前提になっています。
特に結婚式場のInstagram集客では、認知を広げる運用と、来館や問い合わせに繋げる運用を切り分けて考える必要があります。
この整理ができていないまま運用を続けてしまうと、再生数やフォロワー数は増えても、集客成果に繋がらない状態に陥りがちです。
もし現在、
・Instagramを更新しているが来館数が伸びない
・事例は参考になるが、自社への落とし込みに悩んでいる
・広告とオーガニック運用が分断されている
と感じている場合は、一度立ち止まって全体設計を整理することが重要です。
なお、ブライダル業界におけるInstagram集客をオーガニック運用と広告運用の両面から整理し、マーケティング視点で解説した記事を以下で詳しくまとめています。
▶ 結婚式場のInstagram集客を設計から考える方法を詳しく解説した記事はこちら
4. なぜ多くの式場は、事例通りにやっても成果が出ないのか |

ここまで事例や設計の考え方を見てきた中で、「良い事例を参考にしているのに成果が出ない」と感じる式場も少なくありません。
その背景には、事例の捉え方や運用の前提条件にズレがあるケースが多く見られます。
この章では、事例通りにやっても成果に繋がらない理由を、次の3つの観点から整理します。
事例を“施策”として捉えてしまっている
自社の強みや条件整理ができていない
運用判断を現場任せにしてしまっている
事例を「施策集」として捉えてしまっている
結論として、事例通りにやっても成果が出ない最大の理由は、事例を施策として捉えてしまっている点にあります。
事例で紹介されている投稿や表現は、すでに完成された設計の一部であり、前提条件を抜きに再現できるものではありません。
投稿の型や企画だけを切り取っても、背景にあるブランド設計やターゲット理解が欠けていれば、来館や問い合わせには繋がりません。
例えば、世界観を重視した投稿が評価されている事例でも、その式場が持つ立地や客層、提供価値を無視して真似をすると、検討ユーザーの判断材料にならないケースがあります。
結果として、見た目は似ていても、反応や来館数に差が生まれます。
つまり、事例は施策集ではなく、設計思想を読み解くための材料として捉える必要があるのです。
自社の強みや条件整理ができていない
もう一つの要因として、自社の前提条件が整理されていない点が挙げられます。
結婚式場ごとに、立地や価格帯、チャペル・バンケットの特徴、ターゲット層は大きく異なります。
これらを整理しないまま事例を当てはめると、発信内容と実際の魅力にズレが生じやすくなります。
例えば、景観やロケーションが強みの式場と、自由度や演出力が評価される式場では、伝えるべき情報はまったく異なります。
同じリール表現を使っても、ユーザーが受け取る印象は変わってきます。
まとめると、事例を活かす前に、自社の強みと訴求軸を言語化しておくことが不可欠だと言えます。
運用判断を現場任せにしてしまっている
成果が出ない背景には、運用判断が属人的になっている点もあります。
現場メンバーは接客や打ち合わせが最優先になりやすく、Instagram運用を戦略的に判断する余裕が生まれにくいのが実情です。
その結果、投稿内容や頻度が場当たり的になり、改善の蓄積が起こりにくくなります。
例えば、「今月は忙しいから更新頻度を下げる」「反応が良さそうだから同じ投稿を続ける」といった判断では、運用の精度は上がりません。
事例との差が開いてしまうのは、この積み重ねの差によるものです。
つまり、成果を出すためには、運用を個人の裁量ではなく、設計と判断の仕組みとして整える必要があるのです。
5. 事例を成果に変えるために必要な視点 |

ここまで事例を見てきて、「良い運用をしていることは分かるが、自社でどう成果に変えればいいのか分からない」と感じた方も多いのではないでしょうか。
事例を成果に変えるためには、投稿の表現ではなく、運用をどの視点で設計しているかが重要になります。
この章では、成果に直結させるために欠かせない視点を3つに整理します。
マーケティングファネルのどこを担うのか
潜在層と顕在層を分けて考える
判断材料として機能する情報を設計する
マーケティングファネル上の役割を明確にする
結論から言うと、Instagram集客で成果を出すためには、マーケティングファネルのどこを担うのかを明確にすることが不可欠です。
なぜなら、認知獲得と来館・問い合わせでは、ユーザーの検討段階がまったく異なるからです。
同じ投稿で全てを担おうとすると、メッセージがぼやけ、どの層にも刺さらなくなります。
例えば、リールで広く認知を取る役割と、フィードで比較検討を後押しする役割は本来分けて設計すべきです。
これを理解せずに運用すると、再生数は伸びても来館に繋がらない状態に陥ります。
つまり、事例を成果に変える第一歩は、Instagramをファネルのどこに位置づけるかを決めることです。
潜在層と顕在層を同じ発信で狙わない
次に重要なのは、潜在層と顕在層を分けて設計する視点です。
理由として、結婚式場探しにおいて、情報収集初期のユーザーと比較検討段階のユーザーでは、求めている情報が大きく異なるからです。
この違いを無視した発信は、どちらの層にも中途半端になります。
実際、多くの式場がドレス・演出・装花といった情報を発信していますが、これらは式場を決めた後に関心が高まる情報です。
式場を探している段階のユーザーにとっては、判断材料になりづらいのが実情です。
まとめると、事例を成果に変えるには、誰に向けた発信なのかを段階ごとに切り分ける必要があります。
判断材料として機能する情報を設計する
最後に重要なのが、Instagramを「判断材料」として機能させる視点です。
なぜなら、最終的に式場選びで比較されるのは、チャペルやバンケットの雰囲気が自分たちのイメージに合うかどうかだからです。
そのため、感覚的な「なんとなく良さそう」だけでは、来館や成約には繋がりません。
例えば、写真や動画を通じて、どんな空間で、どんな時間を過ごせるのかを具体的に想像できる設計が必要になります。
これは、単に綺麗な投稿を並べるだけでは実現できません。
つまり、事例を成果に変えるためには、Instagramを比較検討を後押しする判断材料として設計することが重要です。
6. Instagram集客に行き詰まりを感じている式場様へ |

ここまで読み進めていただき、
「考え方は理解できたが、自社に落とし込むのが難しい」
「オーガニック運用や広告を続けているものの、来館や成約に繋がっていない」
と感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実際、結婚式場のInstagram集客は、投稿の良し悪しや運用ノウハウだけで成果が決まるものではありません。
重要なのは、自社のブランド・強み・ターゲットを踏まえた設計ができているかどうかです。
弊社ビーステップでは、・オーガニック運用と広告運用を分断せずに設計・ブランドコンセプトから逆算したInstagram活用・来館・成約に繋がる導線設計を前提としたブライダル特化の支援を行っています。
「今の運用を続けるべきか判断したい」
「広告費やCPAが適正なのか客観的に見てほしい」
「自社に合った勝ち筋を整理したい」
こうした段階でも問題ありません。
まずは現状を整理するところから、一緒に考えさせてください。
※無理な営業や契約前提のご案内は行っておりません。
※現状の運用状況や課題をヒアリングしたうえで、必要な整理のみをお伝えします。
その理由として、ヒアリングの段階で・現状の集客構造では目標CPAの達成が現実的でない・Instagramを強化しても、事業全体のボトルネックが別にある・今は着手しても費用対効果が合わないと判断できるケースも少なくないからです。
そのような状況で無理にご提案をしても、結果的に「やっても意味がなかった」という状態になってしまいます。
そのため、まずは現状を整理したうえで、やるべきか・やらないべきかも含めて正直にお伝えするスタンスを取っています。
7. まとめ |

この記事では、ブライダル業界でのインスタグラムの活用事例9選をご紹介しました。
それぞれの事例から、インスタグラムをどのように効果的に利用しているかの具体的な方法が見て取れます。
本記事で一貫してお伝えしてきたのは、結婚式場のInstagram集客は、投稿の工夫や事例の模倣だけでは成果に繋がらないという点です。
重要なのは、Instagramを単なる発信チャネルとして捉えるのではなく、マーケティング全体から逆算して役割を設計することにあります。
実際、成果を出している式場の多くは、オーガニック運用で認知を広げ、広告で来館や問い合わせを獲得し、フィードで比較検討を後押しするなど、目的ごとに使い分けを行っています。
この整理ができていないと、再生数やフォロワー数が増えても、集客には結びつきません。
また、事例を見て「同じことをやれば成果が出る」と考えてしまうのも、よくある落とし穴です。
事例は施策集ではなく、背景にあるブランド設計やターゲット設定、判断軸を読み解くための材料として捉える必要があります。
自社の立地や価格帯、チャペル・バンケットの特性を踏まえずに運用しても、比較検討段階のユーザーには響かないからです。
結婚式場選びにおいて、最終的な判断材料となるのは「この空間で、この時間を過ごしたいかどうか」です。
だからこそ、Instagram上でも、そのイメージが具体的に伝わるようにブランド設計から逆算した発信が求められます。
もし現在、Instagramを更新しているものの来館数や成約に繋がっていない、広告費やCPAが適正なのか判断できない、事例は参考になるが自社への落とし込みに迷っている、といった状態であれば、一度立ち止まって全体設計を見直すタイミングかもしれません。
弊社ビーステップでは、ブライダル業界に特化し、オーガニック運用と広告運用を分断せず、ブランドコンセプトから逆算したInstagram集客設計を支援しています。無理に施策を進めることはせず、目標CPAや費用対効果の観点から「今やるべきかどうか」も含めて正直にお伝えしています。
まずは、自社のInstagram集客がどのフェーズにあり、どこに課題があるのかを整理するところからでも構いません。設計から見直したいと感じた場合は、お気軽にご相談ください。










