【ブライダル業界】結婚式場のInstagram集客方法を徹底解説!
- 株式会社ビーステップ

- 2024年4月17日
- 読了時間: 21分
更新日:9月17日

![]() この記事の著者 | 山口巧己 地方×SNSマーケティングのスペシャリスト 大学在学中からSNSを独学し、父の車屋やインターンでのアウトドアブランドのSNS運用を行い、認知拡大・販売促進の向上、副次的に採用への貢献。この経験から紹介での依頼をいただき、大学4年生でフリーランスとして活動。 卒業後、WEBベンチャー企業で新規顧客開拓の営業へ従事する傍ら、フリーランス活動を継続。入社9ヶ月で退職し、独立。これまでの支援社数は50社を超える。 運用の"代行"ではなく、クライアントの経営戦略から逆算して結果へ繋げるためのSNSマーケティングが得意。 いい商品・サービス・会社を広めることが好きなSNSマーケオタク。 |
「Instagramを運用しているけれど、来館予約や集客に直結しない…」
そんな悩みを抱えていませんか?
「広告費に頼りすぎてCPAが高騰している」
「投稿は続けているのにフォロワーの反応が弱い」
といった課題も、結婚式場のSNS運用でよく聞かれる声です。
実は結婚式場におけるInstagramは、広告の代替ではなく“意思決定を促す資産”として活用することで成果が変わります。
本記事では、ブライダル業界におけるInstagramの現状と重要性を整理し、消費者行動モデルを踏まえたフェーズ別コンテンツ戦略、具体的な成功事例やMeta広告活用法まで徹底解説します。
読了後には「自社アカウントをどう設計すべきか」が明確になり、来館予約につながる運用のヒントが得られるはずです。
また、ブライダル企業でのInstagramを活用して、効果的に集客に繋げたいのであれば、株式会社ビーステップに依頼するのがおすすめです。
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・フォロワーが増えない、エンゲージメントが低い
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Instagramは多くの企業や個人が活用していますが、成果を出すためにはアルゴリズムの理解や効果的な運用戦略が欠かせません。
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ブライダル業界(結婚式場)でのInstagram運用の現状と重要性 |

結婚式場におけるInstagramの役割は年々大きくなっており、いまや新郎新婦と式場をつなぐ最も重要な橋渡し役のひとつとなっています。
写真や動画を通じて式場の魅力や世界観を視覚的に伝えられる点は、他の媒体にはない特徴であり、結婚式を検討するカップルに強い影響を与えます。
特にInstagramは視覚的訴求力が高く、感情に訴えかけることができるため、ブランド認知の向上とエンゲージメント促進に非常に有効なツールです。
国内のInstagramユーザーは6,600万人を超え、その多くが結婚式準備の段階で情報収集に活用しているといわれています。
実際、「Hanayume(ハナユメ)」の調査では、8割以上のカップルがInstagramを情報収集に利用していることが示されており、その影響力は拡大を続けています【参考:PRTIMES調査】。
ブライダル企業にとって、このプラットフォームを活用しない手はありません。
Instagramの価値は大きく3つに整理できます。
写真や動画を通じて式場の美しさを直感的に訴求できること
コメントやDMを通じてターゲット層と直接つながれること
インフルエンサーを介した口コミ効果で信頼性を伴う認知拡大ができること
例えば、壮大なチャペルやユニークな披露宴会場を美しい角度で切り取れば、フォロワーは「自分もここで結婚式を挙げたい」と直感的に感じます。
また、投稿に寄せられた質問やコメントに応えることで、式場への信頼感を醸成できます。
さらに、人気インフルエンサーが取り上げれば、そのフォロワー層へ一気に認知を広げることも可能です。
こうした背景からも、Instagramは結婚式場のマーケティングにおける必須ツールであり、広告の補完ではなく、戦略の中心に据えるべき存在だといえます。
(参考)
*Meta Marketing Summit Japan 2023
**「Hanayume(ハナユメ)」が結婚式の情報収集方法を調査!
SNSにおける正しい向き合い方 |

前章では、結婚式場におけるInstagramの重要性について整理しました。
ここからは、SNSをどのように捉え、どのように活用していくべきかを掘り下げていきます。
大きく分けると以下の2つの視点が欠かせません。
広告とSNSの違いを理解し、役割を明確にすること
SNSを資産として位置づけ、ブランディングの基盤にすること
この2点を押さえることで、単なる集客施策ではなく、中長期的に顧客に選ばれるための仕組みづくりが可能になります。
広告とSNSの違いを理解すること
SNSは広告と同じように集客に活用されることが多いですが、両者の役割は本質的に異なります。
広告は短期的に成果を得られる一方で、年々CPAが高騰しており、持続的な投資効率を維持することは難しくなっています。
例えば、多くの結婚式場がInstagram広告を配信していますが、一定のリーチは得られても、継続的な集客コストは右肩上がりです。
これに対して、SNS運用は即効性には欠けるものの、ブランドや世界観を蓄積し続けることで、中長期的に顧客の意思決定を後押しする力を持っています。
つまり、広告は「即効性のある施策」、SNSは「資産として蓄積される施策」という違いがあります。結婚式場が持続的に選ばれ続けるためには、この特性を理解したうえで両者を使い分けることが不可欠です。
ブランディングとしてSNSを活用すること
SNS運用において最も重要なのは、単なる集客チャネルではなく、ブランディングの基盤として位置づけることです。
理由は、結婚式場の選定は「比較検討の積み重ね」で行われるため、どのタイミングでユーザーが情報に触れても一貫した世界観が伝わる必要があるからです。
実際に、ある式場ではInstagram投稿にコンセプトが一貫しておらず、ブランドの強みが十分に伝わらない結果、来館数は伸び悩んでいました。
その後、投稿テーマを「式場の世界観」と「スタッフの人柄」に絞り、アカウント全体でストーリーを持たせたところ、来館予約率が改善しました。
SNSをブランディングの資産として運用することで、顧客は「ここで挙げたい」と意思決定を後押しされるようになります。
結婚式場にとってSNSは、短期的な数字を追う場ではなく、長期的なブランド信頼を育てるための基盤と捉えるべきなのです。
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結婚式場が抱える主なSNS運用課題 |

SNSを正しく活用するための基本的な向き合い方を理解したうえで、次に考えるべきは「現場で直面している課題」です。
多くの式場では、宣材とSNSの間に生じる違和感や、ハード面への過度な依存、エンタメ化による一過性の集客など、複数の問題が見受けられます。
ここでは代表的な3つの課題を整理します。
宣材とSNSのギャップが大きく魅力が伝わりにくい
ハード面の強さに頼り切った集客設計になっている
エンタメ的な動画投稿が消費されてしまい、意思決定を促せていない
これらは一見すると些細な問題に思えますが、いずれも長期的な集客成果を阻害する要因となっています。
宣材とSNSのギャップ
多くの式場はプロカメラマンによる宣材写真や映像を保有していますが、そのクオリティがSNSに活かされていないケースが目立ちます。
魅力的な素材を持っていても、SNSに投稿される段階で一貫性がなく、アカウント全体を通じて「どんな式場なのか」が伝わりにくいのです。
例えば、投稿ごとに雰囲気やテーマがバラバラであれば、ユーザーは式場の世界観を理解できず、購買意欲を高めることはできません。
結果として、ブライダルフェアや来館予約といった次のアクションにつながらない状況が生まれます。
結婚式場がSNSで成果を出すには、まず自社の魅力を整理し、SNS上で一貫したコンセプトを表現することが欠かせません。
ハード面依存の限界
結婚式場の中には、建物やロケーションといったハード面が映えることでSNS集客に成功している事例があります。しかし、それは一時的な優位性に過ぎず、全ての式場が同じ条件を満たせるわけではありません。
実際に「チャペルが映える」「庭園が美しい」といった強みを持つ式場は自然とSNSで拡散されやすい一方で、そうした強みを持たない式場は苦戦を強いられています。また、ハードに頼るだけの集客は模倣されやすく、将来的に差別化を失いやすい傾向があります。
だからこそ、結婚式場が安定的に成果を出すには、見栄えに依存せず、SNS運用そのものを設計し直すことが求められます。
エンタメ消費型コンテンツの罠
最近では、再生数を狙ったエンタメ的なリール動画や式中の短編クリップが多く投稿されています。これらは一時的に視聴を集めやすいものの、ユーザーの記憶には残らず、式場のブランド価値を伝える役割を果たせていません。
例えば「面白い演出動画」や「サプライズ企画」は、SNS上では数万回再生されることもあります。しかし、それを見た人が「この式場で挙げたい」と思うかというと、多くの場合はただの娯楽で終わってしまいます。その結果、集客に直結しないままリソースが消費されてしまうのです。
結婚式場が本当に目指すべきは、一時的な話題性ではなく、顧客の意思決定を支える情報発信です。エンタメ型投稿の比率を減らし、ブランド訴求型のコンテンツへシフトしていくことが必要です。
消費者行動から見るInstagram活用の重要性 |

結婚式場の集客において、Instagramが担う役割をより深く理解するには、消費者行動のプロセスを踏まえる必要があります。
従来の「認知→興味関心→比較検討→行動」という直線的な購買行動だけでなく、インターネットやSNSの普及に伴って検索や共有といった新しい行動が加わっています。
ここでは、代表的な3つの消費者行動モデルを解説します。
パーチェスファネル
AISCEASモデル
ダブルファネル
これらを理解することで、SNS運用を「今の消費者行動に即した設計」に結びつけられます。
パーチェスファネルの視点
パーチェスファネルとは、消費者が商品やサービスを購入するまでの行動を「認知」「興味・関心」「比較・検討」「購入」の4段階に分けて整理したモデルです。結婚式場でいえば、まずは存在を知ってもらい、その後「行ってみたい」と思わせ、他の式場と比較したうえで来館や契約に至ります。
このモデルはシンプルで理解しやすく、基礎的な考え方として有効ですが、現代では情報量が増えたことで「比較検討の前に検索する」「購入後にSNSで発信する」といった行動が追加されています。従来型ファネルだけでは説明できない部分が多いため、次に紹介する拡張モデルの理解が必要です。
AISCEASモデルの視点
AISCEAS(アイセアス)は、インターネット時代の消費者行動を示すモデルです。従来の「AISAS(認知→興味→検索→行動→共有)」をさらに細分化し、「認知(Attention)」「興味(Interest)」「検索(Search)」「比較(Comparison)」「検討(Examination)」「行動(Action)」「共有(Share)」の7段階で表現しています。
結婚式場選びでは、Instagramで存在を知り、口コミや写真を検索し、複数の式場を比較検討したうえで、来館予約へ進む流れが一般的です。そして、挙式後に写真や体験談をSNSで発信することで、新たな認知を生み出します。
SNSはこのサイクルの中で「検索・比較・共有」に強く関わるため、AISCEASモデルでの設計が特に有効です。
ダブルファネルの視点
ダブルファネルは、パーチェスファネルとインフルエンスファネルを組み合わせた考え方です。前者は新規顧客を獲得する流れ、後者は既存顧客を維持・発信へと導く流れを示しています。
結婚式場の場合、新規顧客の獲得はもちろん重要ですが、実際に式を挙げたカップルの「継続→発信」が次の顧客の認知につながるため、両方の流れを設計する必要があります。
Instagramはこのダブルファネルをつなぐハブのような役割を果たし、来館予約だけでなく「体験談の発信」までを促す場となります。
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各フェーズに応じたInstagramコンテンツ戦略 |

消費者行動のプロセスを踏まえると、結婚式場のInstagram運用は「どのフェーズにいるカップルへ、どんな情報を届けるか」がカギになります。
特に、結婚式を挙げるか迷う段階と、式場選び・準備を進める段階では必要とされる情報が大きく異なります。それぞれの状況に合わせたコンテンツ戦略を設計することが成果に直結します。
結婚式を挙げるか迷う段階のアプローチ
この段階のカップルは「本当に結婚式を挙げるべきか」と迷っている状態です。したがって、訴求すべきは式場のスペックではなく、結婚式を挙げる意義や価値そのものです。
例えば、実際に挙げたカップルの体験談や、家族や友人と過ごす時間の価値を切り取ったストーリーズやリールは強い効果を持ちます。
ある式場では「結婚式を挙げる理由」に焦点を当てたシリーズ投稿を行った結果、式場検討層だけでなく「まだ迷っている層」からも反響を得て、フェア来場に結びつきました。
つまりこの段階では、「感情に訴える」ことが最優先であり、認知から興味・関心へと進めるためのきっかけづくりが必要です。
式場選び・具体的な準備段階でのアプローチ
一方、結婚式を挙げる意思が固まったカップルにとって重要なのは、具体的な情報です。比較・検討フェーズでは、式場の強みを明確に示すことが来館予約につながります。
このフェーズでは、式場のチャペルや披露宴会場をハイライトで紹介するリール、料理や装花のこだわりを伝えるフィード投稿が有効です。
また、「#プレ花嫁」「#ブライダルフェア」など、検索されやすいハッシュタグを活用することで、情報を探している層に直接リーチできます。
実際に、ハッシュタグ活用と一貫したビジュアルを組み合わせた式場では、プロフィール訪問後の来館予約率が大幅に向上しました。
この段階では「比較検討の材料を提供し、安心感を与える」ことが大切であり、購入=来館予約の行動へつなげる導線を整える必要があります。
課題解決のためのアプローチ |

前章では、結婚式場が抱えるSNS運用の課題を整理しました。
これらを放置すれば、集客効率は悪化し、広告依存から抜け出せなくなります。
そこで重要なのは、課題を踏まえたうえで具体的な解決アプローチを導入することです。
主に以下の3点を軸に改善していく必要があります。
自社の強みを再定義し、訴求軸を整理すること
設計された投稿計画を実行すること
ブランドに直結するコンテンツ企画を展開すること
これらを段階的に取り入れることで、式場のInstagramは単なる発信ツールから、意思決定を後押しする強力な資産へと変わっていきます。
自社の強みを再定義し、訴求軸を整理すること
結婚式場のSNSが成果を出せない最大の理由は、「何を伝えるべきか」が曖昧なまま発信していることです。だからこそ、まず取り組むべきは自社の強みを見直し、訴求軸を明確にすることです。
例えば、豪華なチャペルが魅力なのか、スタッフのおもてなし力が強みなのか、料理が決め手なのか。それを定義しなければ、発信内容がバラつき、ブランドの世界観が伝わりません。実際に、訴求軸を整理した式場では投稿の一貫性が生まれ、プロフィール訪問から来館予約につながる確率が高まりました。
要点を定めて初めて、SNSは「自社らしさ」を伝える舞台となり、集客の土台が強化されるのです。
設計された投稿計画を実行すること
訴求軸を整理した後は、それをユーザーに届けるための投稿計画を整備することが欠かせません。SNS運用における最大の失敗は、不定期で思いつきの発信をしてしまうことです。
投稿カレンダーを導入すれば、「毎週水曜はスタッフ紹介」「月2回はフェア告知」「季節に合わせた装飾紹介」といった形で定期的にコンテンツを届けられます。
これによりユーザーはアカウントに一貫性を感じ、フォローする価値を見出しやすくなります。
実際に、計画的な投稿を続けた式場ではエンゲージメント率が改善し、問い合わせ数も増加しました。
継続的な発信が信頼を生み、やがて「ここなら安心できる」と思われる式場へと成長していきます。
ブランドに直結するコンテンツ企画を展開すること
再生数を狙っただけのエンタメ投稿は消費されやすく、意思決定には結びつきません。そこで必要なのが、ブランドの強みを直接的に訴求できるコンテンツ企画です。
例えば、「先輩カップルの体験談をまとめたシリーズ」や「料理を担当するシェフの想いを紹介する動画」は、ユーザーに具体的なイメージを与えやすく、共感を得やすい内容です。
実際に、こうしたストーリー型コンテンツを強化した式場では、単なる再生数よりも来館予約への貢献度が高まりました。
コンテンツは「話題性」ではなく「意思決定の後押し」を目的に企画すべきであり、そこにリソースを投じることが中長期的な成果につながります。
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成功事例・実践ポイント |

ここまでで課題と解決策を整理してきましたが、実際に成果を出している事例を知ることで、より実践的なヒントを得ることができます。
ブライダル業界におけるInstagram運用の成功例は多岐にわたりますが、共通しているのは「数値を追うのではなく、意思決定を後押しする設計がされている」点です。
ここでは、代表的な3つの取り組みを紹介します。
世界観を一貫して打ち出し、ブランド力を高めた事例
フォロワー参加型コンテンツでエンゲージメントを向上させた事例
リールとMeta広告を掛け合わせ、来館予約を増やした事例
世界観を一貫して打ち出す
Instagram運用の成果を左右する大きな要素は「世界観の一貫性」です。理由は、結婚式場は人生の大切なイベントを託す場所であり、信頼感や安心感がなければ候補に入りづらいからです。
ある式場では、過去の投稿がバラバラで「どんな式場なのか」が伝わらない状態に陥っていました。
そこでブランドカラーやフォント、写真のトーンを統一し、アカウント全体をひとつの世界観として整えたところ、プロフィール訪問からのフォロー率が大きく改善しました。その後、来館予約率も上昇し、Instagramが信頼獲得の場として機能し始めたのです。
世界観を一貫して打ち出すことは、ブランディングの第一歩であり、式場の価値を伝えるための必須条件といえます。
フォロワー参加型コンテンツで共感を引き出す
フォロワーを「見るだけの存在」から「関わる存在」に変えることは、エンゲージメント向上に直結します。なぜなら、自分の意見や選択が反映されることで、ユーザーはそのアカウントに愛着を持ちやすくなるからです。
実際に、ある式場では「理想のウェディングドレスを選ぼう」という企画をストーリーズで実施しました。アンケートや質問スタンプを用いて参加を促した結果、通常の投稿の約2倍の反応を獲得し、フォロワーからのDMも増加しました。ユーザーは「自分も式づくりに関われる」と感じ、式場への親近感を強めたのです。
このように参加型コンテンツは、単なる情報発信を超えて「共感と関与」を引き出し、来館やフェア参加につながる大きな一歩となります。
リールとMeta広告を掛け合わせた集客効果
リールは短時間で強い印象を与えられる一方で、オーガニック投稿だけでは届けられる範囲に限界があります。そこで、Meta広告を掛け合わせて戦略的に配信することで、リールは「再生数を集める動画」から「来館予約を生む動画」へと変わります。
ある式場では、チャペルや披露宴会場、料理シーンを30秒以内にまとめたリールを制作し、それをMeta広告として配信しました。ターゲットを「結婚準備中のカップル」「エリアを絞った見込み層」に設定したことで、広告からプロフィールを訪れたユーザーが投稿欄の統一感ある世界観に触れ、そのままブライダルフェアへ申込むケースが増加しました。結果として、通常の投稿運用だけでは得られなかった新規層からの来館予約が獲得できたのです。
このように、リールの感情訴求力とMeta広告のターゲティングを組み合わせることは、結婚式場にとって最も効果的な集客導線の一つです。
さらに多くの事例を知りたい方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
→ 関連記事:ブライダル業界のインスタ運用事例9選を徹底解説!
継続的な成果を上げるために |

成功事例を一時的に真似するだけでは、持続的な成果にはつながりません。
結婚式場がInstagram運用を通じて安定した集客を実現するには、日々の改善とユーザーとの関係構築が不可欠です。
特に以下の3点は、継続的な成果を支える重要な取り組みといえます。
データを活用した分析と改善サイクル
フォロワーとのインタラクション維持
トレンドを取り込みながらコンテンツを刷新すること
これらを意識することで、Instagramは単なる発信ツールから、常に成長を続ける集客資産へと進化します。
データ分析と改善サイクル
継続的な成果を上げるには、感覚に頼らずデータを基に改善を行うことが重要です。理由は、ユーザーの反応は時期やトレンドによって変化し、過去の成功パターンが今も通用するとは限らないからです。
例えば、InstagramInsightsを使ってリーチ数やエンゲージメント率を定期的に確認すれば、どの投稿が来館予約に結びつきやすいかが見えてきます。ある式場では、ユーザー参加型の投稿が来館数に強く影響していることが判明し、そこに注力することで成果を伸ばしました。
データを分析して改善サイクルを回すことは、成果を安定させる唯一の方法といえます。
フォロワーとのインタラクション維持
フォロワーはただの数字ではなく、式場に関心を持つ見込み顧客です。その関心を維持するためには、双方向のコミュニケーションを欠かさないことが必要です。
例えば、コメントやDMに対して迅速かつ丁寧に返信することで、「親身になってくれる式場」という印象を持ってもらえます。実際に、対応を強化した式場ではフォロワーの信頼度が高まり、ブライダルフェア参加率が向上しました。
さらに、ストーリーズのアンケート機能を使った簡単な質問を継続するだけでも、ユーザーの関与度は格段に高まります。
継続的なインタラクションは、フォロワーを顧客へと転換するための大きな要素です。
トレンド取り込みと刷新
Instagramは常に新しい機能やフォーマットが登場するため、それを取り込む柔軟性が求められます。理由は、新しい機能はユーザーの注目を集めやすく、早期に取り入れることでアカウント全体の活性化につながるからです。
例えば、リールが登場した際にすぐ取り入れた式場は、フィード投稿中心だった式場に比べて圧倒的に多くのリーチを獲得しました。また、最新のフィルターや音源を取り入れた動画はエンゲージメントを高めやすく、結果的に来館予約への接点を増やすことに成功しています。
トレンドを取り込みつつ自社の世界観を維持することが、常に新鮮で魅力あるアカウントを作り続ける秘訣です。
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まとめ |

本記事では、結婚式場におけるInstagram運用の本質と課題、そして具体的な解決策や成功事例を解説してきました。
広告の代替として短期的な成果だけを追うのではなく、SNSを「意思決定を促す資産」として活用することが重要です。
特に、結婚式場のInstagram運用には次のようなポイントが求められます。
宣材とSNSの間にあるギャップを解消し、魅力を一貫して伝えること
ハード面だけに頼らず、設計された投稿計画とブランディングを行うこと
エンタメ消費型コンテンツから脱却し、意思決定を後押しする情報を届けること
リールとMeta広告を組み合わせ、来館予約に直結する導線を整えること
データ分析・インタラクション・トレンド取り込みを通じて改善を続けること
これらを意識すれば、SNSは単なる情報発信の場を超えて、結婚式場の持続的な集客資産へと進化します。
もし、ブライダル企業でのInstagramを活用して、効果的に集客に繋げたいのであれば、ぜひ株式会社ビーステップにご相談ください。
ビーステップは、地方マーケティングにおいて効果的な戦略を熟知しており、貴社の商材や目的に合わせた収益向上に直結するInstagram施策をご提案いたします。
ご支援内容は、ご提案にご納得いただいた上で実施されるため、安心して依頼いただけます。
さらに、ご支援範囲も設計から運用までワンストップで対応可能なので、業務が忙しくて手が回らない方でも、安心してご利用いただける点も魅力です。
貴社に最適な施策をご提案いたしますので、ぜひ無料相談をご活用ください。
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