【2025年最新】Instagramの「インプレッション(閲覧数)」とは?リーチ数との違いや分析方法・増やし方をご紹介!
- 株式会社ビーステップ
- 3月14日
- 読了時間: 25分
更新日:6月5日

![]() この記事の著者 | 山口巧己 地方×SNSマーケティングのスペシャリスト 大学在学中からSNSを独学し、父の車屋やインターンでのアウトドアブランドのSNS運用を行い、認知拡大・販売促進の向上、副次的に採用への貢献。この経験から紹介での依頼をいただき、大学4年生でフリーランスとして活動。 卒業後、WEBベンチャー企業で新規顧客開拓の営業へ従事する傍ら、フリーランス活動を継続。入社9ヶ月で退職し、独立。これまでの支援社数は50社を超える。 運用の"代行"ではなく、クライアントの経営戦略から逆算して結果へ繋げるためのSNSマーケティングが得意。 いい商品・サービス・会社を広めることが好きなSNSマーケオタク。 |
Instagramのインサイト画面で「インプレッション」という項目を見ても、
「インプレッションとリーチの違いがわからない」
「閲覧数ってインプレッションのこと?」
「インプレッションの増やし方が知りたい」
といった疑問や悩みを抱えていませんか?
特にリーチ数や閲覧数との違いがわかりづらく、どれを重視すべきか悩む方も多いはずです。
本記事では、インプレッションの定義や確認方法、リーチとの違い、伸ばすための実践的なテクニックまで、Instagram運用で成果を上げたい方に向けてわかりやすく解説します。
運用の成果がなかなか出ないと感じている方は、ぜひ最後までご覧ください。
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インスタのインプレッション(閲覧数)とは?基本用語と定義を理解しよう |

Instagramの分析画面を見ていると「インプレッション(閲覧数)」という言葉を目にすることが多いのではないでしょうか。
しかし、「閲覧数と何が違うの?」「リーチとはどう関係しているの?」と疑問を持つ方も少なくありません。
このセクションでは、インプレッション(閲覧数)の基本的な意味から、リールやストーリーにおけるカウントの違いまで、Instagramを効果的に運用するために押さえておくべきポイントを整理して解説します。
・インプレッションとは?閲覧数との違いと正しい意味
・リールやストーリーにおけるインプレッション(閲覧数)の扱い方
Instagram運用の成果を正しく評価するために、まずはこの基礎知識を確認しましょう。
Instagramのインプレッション(閲覧数)とは?閲覧数との違いと正しい意味
インプレッションとは、Instagram上であなたの投稿がユーザーの画面に表示された回数を示す指標です。
この「表示された回数」には、同じユーザーが同じ投稿を複数回見た場合もすべてカウントされます。
一方で、「閲覧数」との違いに戸惑う方も多いですが、結論から言えば、Instagramではインプレッション=閲覧数と同義と考えて問題ありません。
Instagram内の表記として「ビュー数」「閲覧数」などが使われるケースもありますが、いずれも投稿が表示された回数(≒インプレッション数)を指しています。
そのため、Instagramにおけるインプレッション(閲覧数)とは、アカウントを見られた数・投稿を見られた数・ストーリーズを見られた数の3つが該当します。
リールやストーリーにおけるインプレッション(閲覧数)の扱い方
Instagramには、投稿形式ごとにインプレッション(閲覧数)のカウント基準が異なるケースがあります。
とくに注意が必要なのが、リールやストーリーズなどの動画系コンテンツです。
例えば、フィード投稿の場合、ユーザーがスクロール中に画面に表示された時点で1カウントされます。
一方でリールやストーリーでは、ユーザーが動画を実際に再生した時点でカウントされるケースが多く、表示されたかどうかだけではインプレッション(閲覧数)として記録されないことがあります。
また、Instagram上の表記が「ビュー数」となっている場合でも、それが視聴回数を意味するのか、表示回数を意味するのかは、コンテンツの種類によって異なる点に注意しましょう。
インサイトを活用してデータを分析する際は、「どの形式の投稿か」によってインプレッション(閲覧数)の意味合いが異なることを理解しておくことが重要です。
インスタのリールにおけるインプレッション(閲覧数)には注意が必要?
ただし、リールや動画における「閲覧数(ビュー数)」は、単なる表示回数ではなく、「再生回数」として機能することもあるため注意が必要です。
具体的には、リールの「閲覧数(ビュー数)」は、ユーザーが動画を視聴した場合にのみカウントされる場合があります。
これに対して、フィード投稿のインプレッション(ビュー数)は、ユーザーが投稿をスクロールしただけでもカウントされるため、同じ「閲覧数(ビュー数)」という言葉でも、適用されるコンテンツの種類によって若干の違いがあります。
このように、Instagramの表記は変化しているため、「インプレッション」「閲覧数」「ビュー数」という言葉が混在していますが、基本的には「投稿がユーザーに何回表示されたか」を示す点で共通しています。
閲覧数を分析する際は、どのコンテンツでの表示数なのかを意識しながらデータを活用することが重要です。
Instagramのインプレッション(閲覧数)とエンゲージメントとの違い
インプレッション(閲覧数)数が多くても、それだけでユーザーの関心を引きつけているとは限りません。
エンゲージメントとは、投稿に対してユーザーが行うアクション(「いいね」「コメント」「シェア」「保存」など)を指し、投稿の魅力やユーザーとの関係性を測る指標として活用されます。
たとえば、インプレッション(閲覧数)が10,000回あった投稿でも、「いいね」やコメントがほとんど付かない場合、ユーザーの興味を十分に引けていない可能性があります。
一方で、インプレッション(閲覧数)が少なくても、エンゲージメント率が高い場合は、ターゲットに響く質の高い投稿ができていると言えます。
エンゲージメントを高めるためには、ただインプレッション(閲覧数)を増やすだけでなく、投稿の質を向上させることが重要です。
キャプションに質問を盛り込んだり、視覚的に魅力的な画像や動画を使用することで、ユーザーの関心を引きやすくなります。
また、ストーリーズの投票機能やクイズ機能を活用することで、フォロワーとのコミュニケーションを促進し、エンゲージメント率の向上が期待できます。
インプレッション(閲覧数)とエンゲージメントの関係を正しく理解し、ユーザーのアクションを促す投稿を意識することで、より効果的なInstagram運用が可能になります。
Instagramのインプレッション(閲覧数)とリーチの違いとは?どちらを重視すべきか |

Instagramの運用において「インプレッション(閲覧数)数」と「リーチ数」はどちらも重要な指標ですが、違いが曖昧なまま使ってしまっている方も多いのではないでしょうか。
本セクションでは、それぞれの定義や意味、そしてどちらをより重視すべきかをマーケティング視点で解説します。
・定義とカウント方法の違いを比較
・マーケティング成果に直結するのはリーチ数
・目的別に指標を使い分ける視点(KPI設計)
それぞれ詳しく解説します。
Instagramのインプレッション(閲覧数)とリーチの定義とカウント方法の違いを比較

インプレッション(閲覧数)とリーチの違いは、数値の「意味」と「カウント方法」にあります。
指標 | 意味 | カウント方法 |
インプレッション(閲覧数) | 投稿が閲覧された回数 | 同じユーザーが複数回表示してもその都度カウント |
リーチ | 投稿を閲覧したユーザーの数 | 同じユーザーが何度見ても1回のみカウント |
リーチは「投稿を閲覧したユーザーの数」、インプレッション(閲覧数)は「投稿が閲覧された回数」を示します。
この違いを理解することで、Instagram運用の改善に役立てることができます。
リーチとインプレッション(閲覧数)の違いを具体的に説明すると、リーチは1人のユーザーが何回見ても1回としてカウントされるのに対し、インプレッション(閲覧数)は閲覧された回数分が加算されるという点が挙げられます。
たとえば、ある投稿が1人のユーザーに3回表示された場合、インプレッション(閲覧数)は3、リーチは1として記録されます。

このように、両者は目的に応じて活用方法が異なります。
マーケティング成果に直結するのはリーチ数
多くのユーザーに情報を届けたい場合、重視すべきなのは「リーチ数」です。
なぜならリーチ数は、実際にどれだけ多くのユニークユーザーにアプローチできたかを示す指標であり、認知拡大や新規フォロワー獲得の成果と直結します。
特にInstagramのアルゴリズムでは、リーチの広がりが評価されることで「発見」タブなどに表示されやすくなり、さらにリーチが増えるという好循環が期待できます。
目的別に指標を使い分ける視点(KPI設計)
一方で、インプレッション(閲覧数)数にも価値はあります。
既存フォロワーへの繰り返しの接触機会や、投稿の魅力度を測る指標として活用できます。
そのため、目的に応じて以下のように使い分けるのが効果的です。
認知獲得・新規ユーザー拡大を狙う→リーチ数をKPIに設定
ファンの深耕や投稿パフォーマンスの比較→インプレッション(閲覧数)数を活用
Instagram運用では、単一指標に頼らず、目的に応じて複数の指標をバランスよく見ていくことが重要です。
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インプレッション(閲覧数)はどこで確認できる?Instagramインサイトの見方 |

インプレッション(閲覧数)数を分析するには、正しい確認方法を知っておくことが欠かせません。
このセクションでは、Instagramインサイトでインプレッション(閲覧数)を確認する手順や、表示される内訳の見方を解説します。
・確認にはビジネスアカウントが必要
・インプレッション(閲覧数)の種類(ホーム、プロフィール、ハッシュタグ、発見)
・「その他」からの流入とは何か
1つずつ詳しく解説していきます。
インサイトの確認にはビジネスアカウントが必要
Instagramでインプレッション(閲覧数)を確認するには、まずアカウントをビジネスまたはクリエイターアカウントに切り替える必要があります。
個人アカウントでは、投稿ごとの表示回数などの詳細なインサイトは表示されません。
ビジネスアカウントの設定はできている前提で、インプレッション(閲覧数)は以下の手順で確認できます。

Instagramアプリを開き、プロフィール画面へ移動
「プロフェッショナルダッシュボード」を開く
「インサイト」を選択
投稿ごとの「リーチ」や「インプレッション(閲覧数)」を確認
この「インサイト」から、アカウント全体のパフォーマンスだけでなく、投稿ごとの詳細な数値も把握できます。
インプレッション(閲覧数)の種類と確認方法(ホーム、プロフィール、ハッシュタグ、発見)
Instagramで「インプレッション」と呼ばれる数値は、ただの表示回数ではなく、どこで・どのように見られたかという“経路”もあわせて把握することが重要です。
まず、「投稿インサイト」では、1つの投稿がどのような経路で閲覧されたのかが、2025年6月時点では、「閲覧数の上位のソース」としてカテゴリ別に表示される形式で表示されます。
たとえば、あるアカウントのデータでは以下のような構成でした。

それぞれの数値を見ることで、「どこからの表示が多いのか」「新規流入がどれだけあるのか」を把握できます。
さらにもう一歩踏み込むために活用したいのが、「アカウントインサイト」です。 こちらは投稿単体ではなく、アカウント全体の表示状況を期間別・形式別で把握できる分析機能です。
フォロワーと非フォロワーの閲覧割合
表示回数の多かったコンテンツの形式(リール/フィード投稿/ストーリーズなど)
といった指標を確認することで、「自社アカウントは誰に、どの形式で最も届いているのか」を可視化できます。
Instagramの運用では、投稿インサイトで“投稿ごとの成果”を、アカウントインサイトで“全体の傾向”を分析する視点が求められます。
どちらもインプレッションを最大化するための重要な材料になりますので、併用して活用しましょう。
「その他」からの流入とは何か
インサイトでは時折「その他」という分類が表示されることがあります。
これは以下のような経路が含まれていると考えられます。
ダイレクトメッセージ内で共有された投稿の閲覧
外部リンクからのアクセス(例:ブログに埋め込み)
Instagram広告経由の表示(分析対象に含めている場合)
この「その他」は明確な内訳が表示されないため、比率が高い場合にはDM共有や広告配信の可能性を考慮する必要があります。
できる限り、主要経路のインプレッション(閲覧数)を増やす施策を行い、「その他」の割合が大きくなりすぎないよう注意することが重要です。
なぜインプレッション(閲覧数)数が重要なのか? |

インプレッション(閲覧数)数は単なる“表示回数”と考えられがちですが、Instagram運用においてはビジネス成果に直結する重要な指標でもあります。
このセクションでは、インプレッション(閲覧数)数がなぜ重要なのか、その理由と活用メリットについて解説します。
・認知拡大と新規フォロワー獲得につながる
・Instagramのアルゴリズムに評価されやすくなる
・エンゲージメントの向上に貢献する
認知拡大と新規フォロワー獲得につながる
インプレッション(閲覧数)数が多いということは、その投稿が複数回、さまざまなユーザーの画面に表示されたことを意味します。
これにより、既存のフォロワーに対しては「繰り返しの接触」による記憶の定着を、フォロワー外のユーザーに対しては「初回接触による認知」を獲得することができます。
とくにハッシュタグ経由や発見タブ経由のインプレッション(閲覧数)は、今まで接点のなかったユーザーへの接触チャネルとなり、新たな見込み顧客やファンの獲得に直結します。
たとえば、BtoB領域であれば、
イベント告知を見たユーザーが「◯◯社ってこういう活動しているのか」と知る
継続的に表示されることで、企業の専門性・信頼感が醸成されるといった形で、コンテンツ自体が“無言の営業活動”として機能するのです。
結果的に、より多くの人にブランドやサービスを知ってもらうきっかけとなり、新規フォロワーや見込み顧客の獲得にもつながります。
Instagramのアルゴリズムに評価されやすくなる
Instagramのアルゴリズムは、ユーザーの反応が良い投稿を優先的に表示する傾向があります。
インプレッション(閲覧数)が多い投稿は「多くの人にとって価値がある」と判断され、フィードや発見タブでさらに表示されやすくなります。
インプレッション(閲覧数)が一定数を超えると、「この投稿は価値がある」と認識され、さらに他のユーザーにも表示されるようになります。
このサイクルは、以下のような好循環を生み出します。
投稿内容が関心を集める
表示(インプレッション(閲覧数))が増える
アルゴリズムによりさらに拡散される
新規ユーザーとの接点が生まれる
このような好循環を生み出す起点として、インプレッション(閲覧数)数の向上はオーガニックな拡散力を高める起爆剤とも言える非常に重要な存在です。
エンゲージメントの向上に貢献する
投稿が多く表示されれば、それだけ「いいね」「コメント」「保存」などのエンゲージメントを得るチャンスも増加します。
とくに1人のユーザーに対して複数回投稿が表示されることで、反応を促す確率が高まります。
これはマーケティングで言う「フリークエンシー効果(接触頻度が高いほど好意度や信頼度が増す)」にも近い考え方です。
ビジネスアカウントにとっては、
興味喚起(インプレッション(閲覧数))
アクション促進(エンゲージメント)
コンバージョン(問い合わせや購入)
という一連の流れの中で、インプレッション(閲覧数)は最初の重要な起点となります。
また、Instagramでは「過去に反応したアカウントの投稿が優先表示される」ため、インプレッション(閲覧数)が多いほど、次回以降の投稿が届きやすくなり、長期的な接触経路の構築にも貢献します。
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Instagramでインプレッション(閲覧数)数を増やすための7つの具体策 |

インプレッション(閲覧数)数を増やすには、ただ投稿を増やすだけでは不十分です。
Instagramの特性やアルゴリズムの仕組みを理解したうえで、効果的な施策を戦略的に実行することが求められます。
このセクションでは、インプレッション(閲覧数)を確実に伸ばすための具体策を7つ紹介します。
・投稿の質を高める
・ハッシュタグを最適化する
・リールやストーリーズを積極的に活用する
・投稿のタイミングを最適化する
・フォロワーとのエンゲージメントを促す仕掛けを作る
・分析ツールを活用してPDCAを回す
・Instagram広告の活用も視野に入れる
それぞれ詳しく解説していきます。
投稿の質を高める
Instagramは視覚的なSNSであるため、投稿のビジュアルとキャプションの質がインプレッション(閲覧数)数に大きく影響します。
まずは画像・動画のクオリティについて、以下の点を意識しましょう。
見やすく明るい画像(暗い・雑な画像は離脱の原因)
一貫性のあるブランドカラーやデザインテンプレート
視線誘導を意識した構図(例:人物の目線や矢印を活用)
画像内テキストはスマホでも読みやすいサイズにする
さらに、キャプション(本文)にも工夫が必要です。
ユーザーの興味を引くには、ストーリー性や問いかけを用いたキャッチコピーが効果的です。
たとえば、
「〇〇に悩んでいませんか?」
「3ヶ月で成果が出た方法とは?」
このように、目を引くビジュアルと、感情に訴えるキャプションを組み合わせることで、スクロールを止め、インプレッション(閲覧数)を伸ばす投稿につながります。
ハッシュタグを最適化する
ハッシュタグはInstagramにおいて、投稿を新規ユーザーに届けるための重要な手段です。
適切に設計することで、発見タブや検索経由のインプレッション(閲覧数)を大きく伸ばすことが可能です。
まずは、ハッシュタグの分類を理解しましょう。
分類 | 投稿数の目安 | 役割 |
ビッグワード | 10万件以上 | 認知拡大・トレンドへの対応 |
ミドルワード | 1万件〜10万件未満 | ターゲット層への効率的な訴求 |
スモールワード | 1万件未満 | ニッチ市場・上位表示が狙いやすい |
理想的には、ビッグ1個、ミドル2個、スモール2個のバランスで、3〜5個程度のタグを設定すると効果的です。
また、ハッシュタグはキャプション内に記載するのがInstagram公式の推奨です。コメント欄では検索表示の精度が落ちる可能性があるため、必ず本文中に含めましょう。

リールやストーリーズを積極的に活用する
Instagramでは近年、リールやストーリーズなどの動画コンテンツへの注力が強まっており、アルゴリズムもこれらの表示機会を増やす傾向にあります。
リールは「発見」タブや専用フィードでの表示が多く、非フォロワーへの露出が非常に高いコンテンツ形式です。
そのためリールは再生完了率や保存率が高いほど表示機会が増えるため、短く魅力的な導入部分がカギとなります。
ストーリーズはリアルタイム性や日常の共有に適しており、エンゲージメントを稼ぐきっかけになります。
リンクスタンプやアンケート、質問機能を活用し、ユーザーとの接点を意図的に作るようにしましょう。
投稿のタイミングを最適化する
インプレッション(閲覧数)数は投稿のタイミング次第で大きく変動します。
なぜなら、投稿が最初にどれだけ反応されるかによって、アルゴリズムによる露出範囲が決まるからです。
最適な時間に投稿するための手順としては、以下の通りです。
Instagramインサイトで「フォロワーが最もアクティブな時間帯」を確認
平日/休日ごとに投稿の最適タイミングをリスト化
ABテスト形式で異なる時間に投稿し、効果を比較・記録
投稿から1時間以内に「いいね」や保存、コメント」が多いほど、さらに多くのユーザーの画面に表示されやすくなるため、初速を意識したタイミング設計が重要です。
フォロワーとのエンゲージメントを促す仕掛けを作る
Instagramでは、ユーザーとの関係性=エンゲージメントが高い投稿ほど、インプレッション(閲覧数)が拡大されやすい傾向があります。
よって、単に投稿を流すのではなく、リアクションを引き出す「仕掛け」を組み込むことが不可欠です。
仕掛けの例としては、以下を参考にしてみてください。
「あなたはどっち派?」「◯◯の経験ある人はコメントしてね」などの投げかけ
キャプションの最後に選択肢や問いを設置
ストーリーズでアンケート・クイズスタンプを使って参加型にする
インプレッション(閲覧数)を“見られただけの数”で終わらせず、行動につながる接点に変えていく意識が重要です。
分析ツールを活用してPDCAを回す
インプレッション(閲覧数)を戦略的に増やすには、定期的な分析と改善の繰り返しが不可欠です。Instagramインサイトに加え、以下のような分析ツールの併用がおすすめです。
Metaビジネススイート(公式の分析ツール)
スマホアプリ型のInstagram運用ツール(例:SocialDog、Aista)
外部アクセス解析ツール(例:GoogleAnalyticsやURL短縮サービス)
見るべき指標の例は、以下の通りです。
投稿ごとのリーチとインプレッション(閲覧数)比率
タグ経由の表示回数
投稿形式(画像/リール/ストーリー)別の効果比較
これらのデータをもとに仮説を立て、施策を試し、再度検証する。
「投稿の質×配信戦略×分析」のPDCAを回すことが、持続的にインプレッション(閲覧数)を伸ばす唯一の道です。
Instagram広告の活用も視野に入れる
オーガニック(自然投稿)だけでインプレッション(閲覧数)を増やすには限界があります。
特にアカウントの成長が頭打ちになっている、あるいは短期間で認知を広げたい施策がある場合には、Instagram広告の活用が効果的です。
Instagram広告の最大のメリットは、確実に表示回数を確保できることです。
さらに、年齢・性別・地域・興味関心など、細かいターゲティング設定が可能なため、本当に届けたいユーザー層に効率的にアプローチできます。
目的に応じて、以下のような広告形式を使い分けましょう。
広告形式 | 特徴 |
リール広告 | トレンド性が高く、若年層への訴求に強い |
ストーリーズ広告 | 全画面表示でインパクトがあり、視認率が非常に高い |
フィード広告 | 通常投稿に近く、自然な形で配信できる。離脱リスクが低い |
たとえば、新商品を短期間で多くのユーザーに届けたい場合は、リール広告で若年層を狙い、視認性を高めるといった戦略が有効です。
ただし、広告によるインプレッション(閲覧数)増加を「一時的なブースト」で終わらせないためには、投稿の内容との一貫性が重要です。
広告だけで完結させず、広告からプロフィールや他の投稿への導線設計まで含めた“全体設計”を意識しましょう。
インプレッション(閲覧数)を安定的に伸ばしたい方は、広告とオーガニック運用を両立させた戦略的アプローチを検討することをおすすめします。
インプレッション(閲覧数)が伸びない原因とその対処法 |

「毎日投稿しているのに、なぜかインプレッション(閲覧数)が伸びない……」という悩みを抱えている方は少なくありません。
原因はコンテンツの質だけでなく、運用方法やアルゴリズムとの相性にもあるかもしれません。
このセクションでは、インプレッション(閲覧数)が伸び悩む主な原因と、その改善のヒントを解説します。
・投稿がユーザーの興味を引けていない
・初動のリアクションが少ない
・ハッシュタグや投稿時間の戦略が不十分
・ストーリーズやリールを活用できていない
・アカウントのジャンルやテーマが曖昧
投稿がユーザーの興味を引けていない
インプレッション(閲覧数)が伸びない理由としてよくあるのが、そもそも投稿がスルーされてしまっているというケースです。
画像が暗かったり、構図に違和感があったりすると、ユーザーの目に止まらずに流されてしまいます。
視覚的に目を引くような、明るく統一感のあるデザインやレイアウトを整えることで、まずは「止まって見てもらえる投稿」に近づけます。
画像にテキストを加える場合は、読みやすさを意識したフォントや配色にすることも大切です。
また、キャプションが事務的・説明的すぎると、ユーザーの関心が続きにくくなります。
問いかけやストーリー性のある書き方を取り入れることで、滞在時間が伸び、インプレッション(閲覧数)の増加にもつながります。
初動のリアクションが少ない
Instagramのアルゴリズムは、投稿直後の反応の多さ(特に1時間以内)を強く評価します。
「いいね」や「保存」、「コメント」が少ないと、表示の優先度が下がり、インプレッション(閲覧数)も自然と伸びづらくなります。
フォロワーがよくアプリを使っている時間帯に投稿することで、初動のリアクションを得やすくなります。
また、投稿内容にちょっとした質問を加えるだけでも、コメントが促され、投稿の勢いを後押しできます。
加えて、ストーリーズで「新しい投稿をしたことを告知する」のも有効な手法です。フィード投稿とストーリーズを連動させることで、表示機会とリアクションの両方を高められます。
ハッシュタグや投稿時間の戦略が不十分
ハッシュタグや投稿タイミングが適切でない場合、投稿はなかなか新しいユーザーに届きません。
その結果、インプレッション(閲覧数)数が伸び悩んでしまうことがあります。
効果的なハッシュタグの設計としては、**ビッグワード(10万件以上)・ミドルワード(1万〜10万件未満)・スモールワード(1万件未満)**を組み合わせて使うのが基本です。
先述したようにハッシュタグは3〜5個程度として、キャプション内に記載するようにしましょう。
また、投稿時間も重要です。インサイト機能を使えば、フォロワーが最もアクティブな時間帯を確認できます。
その直前に投稿することで、リアクションが得られやすくなり、結果的にインプレッション(閲覧数)も伸びやすくなります。
ストーリーズやリールを活用できていない
フィード投稿だけに頼っている場合、投稿が表示される範囲が限られてしまいます。
Instagramでは、リールやストーリーズといったフォーマットの方が、フォロワー外への表示頻度が高いとされています。
週1本以上のリール投稿や、日常的なストーリーズの活用を習慣づけることで、露出のチャンスを広げられます。
特にストーリーズでは、アンケートスタンプや質問機能などを活用すれば、ユーザーとの接点が自然と生まれ、アカウントの活性化にもつながります。
リールに関しては、冒頭3秒で興味を引ける内容にすることがとても重要です。
スクロールの流れを止めてもらうために、冒頭の演出に工夫を凝らしましょう。
アカウントのジャンルやテーマが曖昧
投稿のテーマやジャンルに一貫性がない場合、フォロワーが「このアカウントは何を発信しているのか?」と分かりにくくなり、エンゲージメントが低下していきます。
これは結果的に、アルゴリズムの評価低下やインプレッション(閲覧数)数の減少に直結します。
伝えたい軸が明確なアカウントは、投稿ごとの内容にも一貫性があり、ユーザーに期待されやすくなります。
フィード全体でトーンや世界観を統一し、プロフィール文でも「誰に何を伝えるのか」が明確になっているかを見直してみましょう。
このように、インプレッション(閲覧数)が伸びない原因は投稿そのものの質だけでなく、運用の工夫次第で大きく改善できる点が多くあります。
まずは身近な改善点から取り組み、少しずつ表示回数を伸ばしていきましょう。
まとめ|インプレッション(閲覧数)を理解・活用してInstagram運用を加速させよう |

本記事では、「Instagramにおけるインプレッション(閲覧数)とは何か?」という基本から始まり、インプレッション(閲覧数)数の重要性や増やし方、伸び悩む理由まで解説しました。
特にBtoBや店舗運用においては、「どれだけの人に投稿が届いたか」を把握することが、施策の効果測定や改善に直結します。
そしてインプレッション(閲覧数)数を伸ばすためには、投稿の質・初動の反応・ハッシュタグ・タイミング・リールやストーリーズの活用など、多角的な取り組みが欠かせません。
重要なのは、ただ数字を追うのではなく、インプレッション(閲覧数)を「アカウント認知の指標」として正しく理解し、改善の起点とすることです。
Instagram運用の成果を高めるためには、リーチやエンゲージメントとの関係性も踏まえながら、戦略的に運用していくことが求められます。
本記事の内容を、ぜひ参考にしてInstagram運用に取り組んでみてください。
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