【2025年最新版】Instagramのリーチ数とは?インプレッションとの違いや伸びない原因、目安から増やし方まで徹底解説
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![]() この記事の著者 | 山口巧己 地方×SNSマーケティングのスペシャリスト 大学在学中からSNSを独学し、父の車屋やインターンでのアウトドアブランドのSNS運用を行い、認知拡大・販売促進の向上、副次的に採用への貢献。この経験から紹介での依頼をいただき、大学4年生でフリーランスとして活動。 卒業後、WEBベンチャー企業で新規顧客開拓の営業へ従事する傍ら、フリーランス活動を継続。入社9ヶ月で退職し、独立。これまでの支援社数は50社を超える。 運用の"代行"ではなく、クライアントの経営戦略から逆算して結果へ繋げるためのSNSマーケティングが得意。 いい商品・サービス・会社を広めることが好きなSNSマーケオタク。 |
Instagramを運用していると、「リーチ数」や「インプレッション数」といった指標を目にすることが多いですが、
「リーチ数とインプレッション数の違いがよく分からない」
「リーチ数が伸びず、何が原因か分からない」
「どれくらいのリーチ数が平均なのか、目安が知りたい」
このようなお悩みをお持ちではありませんか?
本記事では、Instagramの「リーチ数」について、基本的な意味やインプレッションとの違い、平均的な目安、リーチが伸びない5つの原因、効果的にリーチ数を増やす9つの具体策、さらにマーケティング視点での活用法までを網羅的に解説します。
Instagramを活用した集客や認知拡大を目指す方は、ぜひ最後までご覧ください。
また、貴社の目標を最短で達成するために必要な戦略については株式会社ビーステップへご相談ください。
ビーステップは、SNSマーケティングにおいて効果的な戦略を熟知しており、貴社の商材や目的に合わせた収益向上に直結するInstagram施策をご提案いたします。
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Instagram運用でお悩みの方へ
目次
Instagramのリーチ数とは? |

Instagramの運用において、リーチ数という指標を目にする機会は多いものの、その正確な意味や役割について正しく理解できていない方も少なくありません。
ここでは、「リーチ数とは何か」「インプレッション数との違い」「リーチが持つ意味」について、初めてインサイト画面に触れる方でもわかるよう、3つの視点から解説します。
リーチの定義(インプレッションとの違い)
表示場所(インサイト内での確認位置)
リーチが示すユーザー行動の意味
これらを押さえることで、リーチ数という指標の本質を理解し、運用の判断材料として活用できるようになります。
リーチ数とは「投稿を見た人数」
リーチ数とは、Instagram上であなたの投稿を1回以上閲覧したユーザーの数を示す指標です。
なお、Instagramアプリのインサイト上では「リーチしたアカウント」と表現されており、これはリーチ数と同義として扱われます。
つまり、同じユーザーが複数回見た場合でも、リーチ数としてカウントされるのは1回のみです。
この定義が重要なのは、リーチ数が「どれだけの新しい人に情報が届いたか」を示す認知指標だからです。
フォロワーに限らず、発見タブやハッシュタグ検索経由で投稿が閲覧された場合もリーチ数に含まれます。
たとえば1,000リーチという数値は、あなたの投稿が1,000人のユーザーに届いたという意味になります。
新しい接点を可視化する上で、非常に有用な数値といえるでしょう。
インプレッション数との違いは?
リーチと混同されがちな指標に「インプレッション数」があります。これは、投稿が表示された総回数を指します。
1人のユーザーが同じ投稿を5回閲覧した場合、リーチ数は1、インプレッション数は5になります。
インプレッション数は接触回数を示す一方で、リーチ数は接触したユーザーの幅を示します。
目的に応じて、どちらの指標を重視すべきかが変わる点は、運用の方向性を考える上で非常に重要です。
それぞれの数値を組み合わせて分析することで、接触の「質」と「量」の両面から改善点が見えてきます。
なお、インプレッション数の定義や活用法についてより詳しく知りたい方は、関連記事「Instagramの“インプレッション(閲覧数)”とは?」も併せてご覧ください。
リーチ数でわかる、ユーザーとの接点の広がり
リーチ数は、投稿がどれだけのユーザーに届いたかを示すことで、アカウントの拡散力や影響力を把握する手がかりとなります。
とくに、フォロワー外のユーザーに情報が届いているかを確認する上で、リーチ数は重要な判断材料になります。
Instagramのインサイトでは、どの投稿がどの経路でどれだけのリーチを獲得したかが分かるため、施策ごとの効果検証にも役立ちます。
リールやストーリーズなど、拡散性の高いフォーマットでは特にこの指標の活用が有効です。
新しいターゲットに届いているかどうかを見極めることで、より戦略的な運用につなげることができるでしょう。
Instagramでのリーチ数の確認方法と見方 |

ここでは、Instagramのアプリ内でリーチ数を確認する具体的な手順と、確認できない場合の原因と対処法について解説します。
アプリ内での確認手順
表示されない場合の対処法
投稿やリールごとの詳細なリーチ数を確認する方法を知っておくことで、効果測定の精度が高まります。
Instagramアプリでのリーチ数の確認手順

Instagramのアプリ内でリーチ数を確認するには、ビジネスアカウントまたはクリエイターアカウントに切り替える必要があります。
そのうえで、各投稿やリールに表示される「インサイト」ボタンをタップすることで、リーチ数を含む詳細な分析データが確認できます。
インサイト画面では、「リーチしたアカウント数」だけでなく、フォロワーと非フォロワーの割合や、リーチの主な流入経路(ホーム・発見・プロフィールなど)も確認可能です。
これにより、投稿がどの経路を通じて新しいユーザーに届いているのかを可視化できます。
ストーリーズの場合も同様に、個別のストーリーを上にスワイプすることでインサイト情報が表示され、リーチ数を確認できます。
「インサイトが表示されない」場合の原因と対処法
「インサイト」ボタンが表示されない、またはリーチ数が確認できない場合は、いくつかの原因が考えられます。
アカウントがビジネスアカウントに設定されていない
投稿から24時間以上経過していない
アプリやOSが最新バージョンになっていない
まずは、アカウントの種類が「ビジネス」もしくは「クリエイター」になっているかを確認しましょう。
個人アカウントではインサイト機能が使用できないため、切り替えが必要です。
設定はプロフィール画面の「設定」>「アカウント」>「プロアカウントに切り替える」から行えます。
なお、ビジネスアカウントの設定手順について詳しく知りたい方は、関連記事「インスタのビジネスアカウント設定方法を徹底解説!」もぜひご参照ください。
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Instagramにおけるリーチ数の平均は? |

Instagram運用において、「自分の投稿のリーチ数は多いのか、少ないのか」を判断する基準として、平均的なリーチ数を知っておくことは有効です。
とはいえ、リーチ数はフォロワー数や投稿の質によって大きく変動するため、あくまで目安として捉える必要があります。
一般的には、フォロワー数に対して15〜30%程度のリーチが獲得できていれば平均的とされます。たとえばフォロワーが1,000人であれば、100〜200リーチが目安です。
ただし、リールや発見タブでの露出が増えた場合など、非フォロワーへのリーチが増えることで、この数値を大きく上回るケースもあります。
そのため、平均に一喜一憂するのではなく、過去の投稿との比較や、リーチ数の増減要因を分析する姿勢が重要です。
Instagramでリーチ数が伸びないのはなぜ?5つの原因 |

Instagramでのリーチ数が思うように伸びない場合、原因はさまざまですが、よく見られる共通の要因がいくつか存在します。
ここでは、代表的な5つの原因とその改善策について解説します。
エンゲージメントが低い
リーチ数が伸びない原因のひとつは、投稿に対するエンゲージメント(いいね・コメント・保存など)が低いことです。
なぜなら、Instagramのアルゴリズムはエンゲージメントの高い投稿を優先的に表示する傾向があるからです。
実際に、エンゲージメント率の高い投稿は「発見」タブやリール枠で拡散されやすくなり、フォロワー外のユーザーへの露出が増加します。
まずは投稿のクオリティを高めること、ユーザーの興味関心に合ったテーマを扱うことがリーチ数向上の第一歩です。
投稿内容がターゲットに合っていない
誰に向けた投稿なのかが不明瞭な場合、リーチの広がりは限定的になります。
理由としては、Instagramのユーザーは自身の関心と関連性の高いコンテンツにしか反応しない傾向があるからです。
たとえば、20代女性向けのファッションアカウントであるにも関わらず、業界ニュースや会社紹介ばかりを投稿していると、ユーザーは興味を持ちません。
ターゲット像を明確にし、その層が求める情報や感情に寄り添った投稿設計を行うことが鍵となります。
一方的な情報発信になっている
一方向的な投稿ばかりだと、ユーザーとのつながりが薄くなり、エンゲージメントも低下しやすくなります。たとえば、商品情報を一方的に並べるだけでは、ユーザーとの関係構築にはつながりません。
また、企業の公式アカウントが社内イベントや飲み会、清掃活動など「社内の日記」のような内容を発信しても、ユーザーにとっては興味・関心が持てないことが多く、リーチ拡大には結びつきません。
Instagramはあくまで“ソーシャル”なプラットフォームであるため、双方向のコミュニケーションを意識することが重要です。
コメントへの返信、ストーリーズでのアンケートや質問機能の活用など、インタラクティブな発信がリーチ数の底上げにつながります。
非公開アカウントになっている
Instagramのアカウントが「非公開」に設定されていると、投稿がフォロワー以外には表示されず、リーチの拡大が不可能になります。
アルゴリズムによる推薦やハッシュタグ検索、発見タブでの露出も行われないため、認知拡大を目的とする場合はアカウントの公開設定が前提条件となります。
公開設定はプロフィール編集画面の「プライバシー」から変更可能です。
アカウント制限を受けている
Instagramでは、ポリシー違反やスパム行為などが疑われると、アカウントに制限がかけられる場合があります。
制限を受けると、リーチが急激に下がったり、投稿がおすすめに表示されなくなったりするなど、明確な影響が生じます。
このような状態を把握するには、Instagramアプリの「設定」→「アカウント」→「アカウントのステータス」から確認が可能です。
ここでアカウントのガイドライン違反の有無や、制限の状況が明示されているため、リーチ低下の原因がInstagram側の判断によるものであるかを把握できます。
仮に制限を受けていた場合は、不適切な投稿の削除やガイドラインの再確認を行い、一定期間はリスクを避けた運用を徹底することが求められます。
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Instagramのリーチ数を増やす7つの具体的な方法 |

リーチ数の分析や課題の特定だけでは、Instagram運用の成果にはつながりません。
重要なのは、日々の投稿やアカウント運用の中で、リーチ数を意識した改善アクションを積み重ねていくことです。
ここでは、インサイトの活用から投稿内容の工夫、アルゴリズムに合わせた運用まで、リーチ数を着実に伸ばすための9つの実践ポイントを紹介します。
インサイトを定期的に確認・分析する
Instagramのリーチを増やす第一歩は、現状の数値を正確に把握することです。
インサイトを確認することで、どの投稿がどの程度リーチされているのか、またフォロワー外への到達状況も視覚的に把握できます。
これにより、どの施策が効果的か、改善すべき点は何かが見えてきます。
定期的な数値の確認と振り返りは、施策のPDCAを回す上で不可欠な要素です。
拡散性の高いリール投稿を取り入れる
リールはInstagram内での拡散性が非常に高く、リーチ数を大きく伸ばすことができるフォーマットです。
特に、短尺でテンポの良い編集や、トレンドに乗った音源や演出を取り入れることで、非フォロワーにも届きやすくなります。
投稿コンテンツに動きを加えることで、視覚的に訴求力のあるアカウントづくりにも貢献します。
リール運用の基本や制作方法については、
これらの記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
ストーリーズで継続的な接点をつくる
ストーリーズは24時間限定という特性から、フォロワーとの日常的な接点づくりに適しています。
質問機能やアンケートなどのインタラクティブな要素を活用することで、ユーザーの関与を促し、エンゲージメントの向上にもつながります。
接触頻度が増えるほど、Instagramのアルゴリズムにおいても優先表示されやすくなるため、ストーリーズの継続活用はリーチ拡大において欠かせません。
フォロワーとコミュニケーションをとる
コメントへの返信やDMでのやりとりなど、ユーザーとの双方向の関係性を築くことで、投稿がより多くの人に表示されやすくなります。
エンゲージメント率が高まると、Instagramのアルゴリズムが「関心の高いコンテンツ」と判断し、リーチが拡大する傾向にあります。
日常的なコミュニケーションの積み重ねが、自然なリーチ拡大につながります。
投稿の導線設計を意識する
投稿ごとにプロフィールや他の投稿への誘導を設けることで、ユーザーの滞在時間や行動を広げることができます。
たとえば、「詳細はプロフィールのリンクから」や「他の投稿もチェックしてみてください」といった導線設計は、ユーザーの関心を深めるだけでなく、リーチの波及にもつながります。
コンテンツの質と視認性を高める
投稿のビジュアルや構成が雑だと、スクロールで流されてしまう可能性が高まります。
高画質の写真や見やすいデザイン、明確なメッセージ設計など、コンテンツの質にこだわることで、ユーザーの興味を引き、保存やシェアといった二次的アクションを促進できます。
視認性の高いコンテンツは、アルゴリズム上でも評価されやすくなります。
試験的に広告配信を活用する
リーチを確実に広げたい場合、広告配信も有効な手段です。
特にリール広告やストーリーズ広告は、自然なコンテンツ形式でユーザーに届けることができ、エンゲージメントも得やすい傾向があります。
まずは小規模な予算からテストし、どのクリエイティブやターゲット設定が有効かを検証することで、効率的にリーチを拡大していくことが可能です。
Instagramにおいてリーチ数を増やすことの意味とは?マーケティング視点での解説 |

単にリーチ数を増やすことだけに固執すると、数字だけを追う不毛な運用になってしまいます。
では、なぜリーチ数の拡大がマーケティングにおいて意味を持つのか。それは「ターゲット層に情報が届くこと自体が、次のアクションの第一歩になる」からです。
リーチ数は広告で言えば「広告の表示回数」に該当し、接触の母数を増やさなければ、クリックや保存、購入といったアクションも起こりません。
言い換えれば、リーチはあらゆるKPIの起点となる“入口の指標”なのです。
また、リーチの増加は「認知の拡大」「潜在層への接触」「比較検討層へのリマーケティング」など、マーケティングファネルの上流工程にも直結します。
Instagramを通じて企業やブランドの存在を知ってもらい、興味・関心を持ってもらうためには、まずはリーチという接点を確保する必要があります。
そのうえで、インサイト上で「どの投稿がどの属性に届いているのか」「フォロワー外からの流入はどれくらいか」を分析し、戦略的に次の施策に繋げていく。
このようにリーチ数は“ただの数値”ではなく、“次の行動をつくるための出発点”として捉えることが重要です。
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まとめ |

Instagramにおけるリーチ数は、単なる閲覧数ではなく、“誰に届けられたか”を示す極めて重要な指標です。
リーチ数を通じて、自社の投稿がどれだけの新しいユーザーに届いているか、どの施策が有効かを定量的に把握することが可能になります。
本記事では、リーチ数の定義から他指標との違い、伸び悩む原因とその対策、そしてリーチを拡大する具体的な手法やマーケティング活用の考え方までを体系的に解説してきました。
正しい理解と戦略的な実行を重ねることで、リーチ数の向上は単なる数字の改善ではなく、「事業成果」に直結する武器となります。
いま一度、自社アカウントのインサイトを見直し、リーチという視点から改善できる要素を洗い出してみてください。地道な改善の積み重ねが、確実に結果を変えていきます。
また、貴社の目標を最短で達成するために必要な戦略については株式会社ビーステップへご相談ください。
ビーステップは、SNSマーケティングにおいて効果的な戦略を熟知しており、貴社の商材や目的に合わせた収益向上に直結するInstagram施策をご提案いたします。
ご支援内容は、ご提案にご納得いただいた上で実施されるため、安心して依頼いただけます。
さらに、ご支援範囲も設計から運用までワンストップで対応可能なので、業務が忙しくて手が回らない方でも、安心してご利用いただける点も魅力です。
貴社に最適な施策をご提案いたしますので、ぜひ無料相談をご活用ください。