この記事の著者 | 山口巧己 地方×SNSマーケティングのスペシャリスト 大学在学中からSNSを独学し、父の車屋やインターンでのアウトドアブランドのSNS運用を行い、認知拡大・販売促進の向上、副次的に採用への貢献。この経験から紹介での依頼をいただき、大学4年生でフリーランスとして活動。 卒業後、WEBベンチャー企業で新規顧客開拓の営業へ従事する傍ら、フリーランス活動を継続。入社9ヶ月で退職し、独立。これまでの支援社数は50社を超える。 運用の"代行"ではなく、クライアントの経営戦略から逆算して結果へ繋げるためのSNSマーケティングが得意。 いい商品・サービス・会社を広めることが好きなSNSマーケオタク。 |
みなさんは、今年4月に公開されたInstagramのアルゴリズム変更の話題はご存知でしょうか?
本記事では、2024年4月30日、5月1日にInstagram責任者であるアダム・モッセーリ氏により投稿されたリール動画の内容を翻訳し、まとめたものになります。
4月30日投稿の動画:https://www.instagram.com/p/C6Y0tfRLyfa/
5月1日投稿の動画 :https://www.instagram.com/p/C6bUBxhrQRh/
それぞれの動画を文字起こしした内容は関連記事として、別で投稿しておくのでそちらも併せてご確認ください。
>>>関連記事
文字起こしと翻訳した内容はこちら
Instagramは、クリエイターとアグリゲーター(他人のコンテンツを集める人々)向けのランキングシステムを大きく変更し、特にオリジナルコンテンツクリエイターを支援する方針を強化しています。
これは、オンラインでクリエイターにとって最も魅力的なプラットフォームを目指すための一環です。
新しい取り組み「ダイレクトリプレース」
フォローしていないアカウントが生成した写真や動画を推薦する際、Instagramは元となるオリジナルコンテンツが存在するかを確認し、可能な限りオリジナルコンテンツを表示します。これにより、オリジナルコンテンツがアグリゲーターや再共有者のコンテンツよりも優先されるようになります。
アグリゲーターに対する変更
アグリゲーターは他人のコンテンツをそのまま投稿することが多いですが、Instagramはこれらのコンテンツの推薦を避け、オリジナルコンテンツクリエイターへの焦点を強化します。アグリゲーターは自分のフォロワーにはリーチできますが、プラットフォーム全体での推薦は減少します。
小規模クリエイターへの支援
小規模クリエイターのリーチを拡大するため、推薦システムを通じてこれらのクリエイターを強調します。Instagramは、フォローしていないアカウントからのコンテンツも含め、すべてのコンテンツに公平なチャンスを提供しようとしています。
新しいポリシーでは、小規模クリエイターが投稿したリールも、すぐにフォロワーでない人々に表示される機会を得られます。これにより、広範な視聴者に対して初期のリーチが可能になり、好評であればさらに拡大されます。
実施の時期と期待される影響
これらの変更は即座には実施されませんが、夏の始まりに向けて段階的に導入される予定です。Instagramは、これらの変更が大きな影響をもたらすと予測しており、クリエイターとアグリゲーターの両方にとって明確な影響が見られるようになるでしょう。
これらの改革は、小規模クリエイターが自分のフォロワー数を超える視聴者にリーチするのを助けることを目指しており、彼らの創作活動が適切に評価される機会を増やすためのものです。
Instagramは、これらの変更を通じてクリエイターにとってより良いプラットフォームを作るための取り組みを続けています。
Commentaires