いま多くの企業で必要不可欠となりつつあるSNSですが、特にInstagramやLINEを活用した集客やマーケティングは業種を問わず多くの企業が実践しています。
そして最近、あの大手化粧品会社の資生堂が社員ひとりひとりの個人アカウントを開設させているように今後のさらなる可能性に注目を浴びているのが「Instagram」です。
以前までは若年層の利用が多かったものの、今では40代以上のユーザーの利用率が高まり年齢を問わずInstagramの影響力が高まってきており、BtoC企業にとっては無視出来ないト存在となっています。
そこで今回は、FacebookページとInstagramの連携のメリット・注意点などについてご紹介していきたいと思います。
*作成方法については別の記事で解説してます。(こちらから見れます)
1.FacebookページとInstagramを連携させるメリット
FacebookページとInstagramを連携させることのメリットは5つあります。
❶手間やコストの削減
1つ目に、SNS運用にかかる手間やコストを削減できるという点です。
皆さんの中でも、InstagramだけではなくFacebook、Twitter、LINE・・・と複数のSNSアカウントを運用している方は多いと思います。
そんな企業にとってInstagramの運用をやっていると、それなりの負担となることも多いでしょう。
しかし、連携によってInstagramの投稿をFacebookページでも流すようにすれば、総合的なSNSアカウント運用の手間がそれほど増えずに済みます。
また、Instagramの投稿は当然写真(あるいは動画)がメインになるので、それをFacebookページにも投稿することでビジュアル面(見た目)での訴求力が向上します!
これにより運用しているFacebookページに対するユーザーのエンゲージメント(反応)が改善することにも繋げることが可能となります。
❷ツールが使えるようになる
2つ目に、ツールが使えるようになるという点です。
上記で”Instagramの投稿をFacebookページでも流す”ということをお伝えしました。
これを行うには、ツールを活用する必要がでてきます。
そのツールというのは、
この2つです。
これらはどちらともメタ社(旧Facebook社)が提供しているツールであるため、使用においては安全となっています。
※たまに不具合が起きたりしますが、筆者としては「仕方ないかな」と思いその都度対応しています(笑)
❸予約投稿ができる
3つ目に、予約投稿ができるという点です。
これはものすごく便利だと感じていただけるはずです。
というのも、
「今日の21時投稿しよう!そう思ってたのに、ゆっくり過ごしてたらいつの間にか予定の時間を過ぎていて慌てて投稿した...。」
皆さんも一度はこんなことありませんでしたか?
予約投稿の機能を使えば、このようなことが起きないようにできるんです!
これらも2つ目に紹介したツールを使うことで可能となります。
ちなみに、Meta Business Suiteを使えばフィード投稿以外にもストーリーズ投稿も可能になりますよ。(小声)
❹InstagramとFacebookへ同時に投稿ができる
4つ目に、InstagramとFacebookへ同時に投稿ができるという点です。
何回かでてきたように”Instagramの投稿をFacebookページでも流す”というのが、InstagramとFacebookへ同時に投稿ができるということです。
Facebookも定期的に更新することで多くの人の目に留まり、結果として集客や問い合わせに繋げることが可能です。
❺Instagramショッピング機能が使える
5つ目に、Instagramのショッピング機能が使えるという点です。
これは商品を販売している企業にとってはとても便利になります。
というのも、Instagramに写真を投稿して文章にURLを書いている様子をみかけたことありませんか?
でもそれだとリンク先に飛ぶことができずに効果が発揮できませんでした・・・。
しかし、このショッピング機能を活用することでその問題を解決することができます。
ぜひInstagramのショッピング機能は活用してみてくださいね。
2.FacebookページとInstagramを連携する時の注意点
FacebookページとInstagramを連携する際の注意点として次の2点があります。
❶投稿先のページ設定に気を付ける
複数のFacebookページを同時に運用している方も多いかと思いますが、ひとつのInstagramで同時に連携出来るのは、ひとつのFacebookページのみです。
ですので、投稿した先のFacebookページが間違いないかを確認しましょう。
例えば、投稿ごとに連携先のFacebookページを変えたいという場合は、その都度投稿前に設定の切り替えが必要になるので注意しましょう。
また、連携時に投稿先のFacebookページを指定するのを忘れると、個人アカウントのタイムラインに投稿されてしまうので、連携後初めて同時投稿する時は、一度事前に連携ページの設定が出来ているかどうか確認しておくことをおすすめします。
❷連携だけに頼らないSNS運用を心がける
InstagramとFacebookとでは、ユーザー層や好まれる投稿の傾向が異なります。
その為、FacebookページにInstagramの投稿ばかりを流していると、ユーザー離れを引き起こしてしまいかねません。
SNSによるマーケティングの効果を最大化させる為には、やはりそれぞれのサービスに合わせた個別の運用戦略が必要になってきます。
FacebookページとInstagramの連携機能にだけ頼ったアカウント運用は、出来る限り避けるようにしましょう。
SNSアカウント運用の手間を減らしてくれる便利な連携機能ですが、「頼りすぎ」は禁物です。
3.まとめ
いかがでしたでしょうか。
FacebookページとInstagramの連携設定は、おばあちゃんでもできるくらい簡単です。Instagramアプリの中だけで簡単に行うことが出来ます。
この連携機能を上手に活用すれば、SNSアカウント運用にかかる時間的コストを抑えつつ、効果的なマーケティングを展開することが可能です。
FacebookページとInstagramを両方運用していたり、これから運用することを検討していたりするSNS担当者の方は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください!
*作成方法については別の記事で解説してます。(こちらから見れます)
Comments