Instagramキャンペーンの成功事例を徹底解説!効果的なポイントと具体例を大公開
- 株式会社ビーステップ
- 4 日前
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![]() この記事の著者 | 山口巧己 地方×SNSマーケティングのスペシャリスト 大学在学中からSNSを独学し、父の車屋やインターンでのアウトドアブランドのSNS運用を行い、認知拡大・販売促進の向上、副次的に採用への貢献。この経験から紹介での依頼をいただき、大学4年生でフリーランスとして活動。 卒業後、WEBベンチャー企業で新規顧客開拓の営業へ従事する傍ら、フリーランス活動を継続。入社9ヶ月で退職し、独立。これまでの支援社数は50社を超える。 運用の"代行"ではなく、クライアントの経営戦略から逆算して結果へ繋げるためのSNSマーケティングが得意。 いい商品・サービス・会社を広めることが好きなSNSマーケオタク。 |
「Instagramキャンペーンを実施してみたいけれど、ルールが複雑で不安…」
「Instagramキャンペーンを実施したいけれど、禁止ルールが分からない」
「どんな応募規約を用意すべき?」
「そもそも本当に効果があるの?」
そんな企業担当者の方も多いのではないでしょうか?
実は、Instagramキャンペーンは設計次第で高い認知効果やファン形成が見込める一方で、ガイドライン違反や炎上リスクも潜んでいます。
本記事では、Instagramキャンペーンの種類や手順、禁止事項やガイドラインの正しい理解、そして成功事例を徹底解説していきます。
失敗しないキャンペーン設計のヒントを、マーケティングのプロ視点でわかりやすくまとめましたルールを守りつつ、成果を最大化する運用ノウハウを、実例を交えてお届けします。
Instagram施策に少しでも不安がある方は、ぜひ最後までお読みください。貴社に合った最適な進め方がきっと見つかります。
また、貴社の目標を最短で達成するために必要な戦略については株式会社ビーステップへご相談ください。
ビーステップは、SNSマーケティングにおいて効果的な戦略を熟知しており、貴社の商材や目的に合わせた収益向上に直結するキャンペーン施策をご提案いたします。
ご支援内容は、ご提案にご納得いただいた上で実施されるため、安心して依頼いただけます。
さらに、ご支援範囲も設計から運用までワンストップで対応可能なので、業務が忙しくて手が回らない方でも、安心してご利用いただける点も魅力です。
貴社に最適な施策をご提案いたしますので、ぜひ無料相談をご活用ください。
Instagram運用でお悩みの方へ
目次
Instagramキャンペーンとは? |

SNS時代の今、Instagramは消費者とダイレクトにつながる有力なマーケティングチャネルとして多くの企業に活用されています。
その中でも、Instagramキャンペーンは、認知度の向上やユーザーとのエンゲージメント強化を目的とした施策として非常に人気です。
Instagramキャンペーンには、企業が設定した参加条件(例:フォロー、いいね、ハッシュタグ投稿など)を満たすことで、プレゼントなどの特典を提供する形式が一般的です。
ユーザーが自然にブランドに関与し、拡散してくれる点が大きな特徴です。
具体的な効果としては以下が挙げられます。
ブランドや商品の認知度向上
ユーザーとのエンゲージメント強化
UGC(ユーザー生成コンテンツ)の創出
見込み顧客(リード)の獲得
このように、Instagramキャンペーンは単なるプレゼント企画ではなく、戦略的なマーケティング施策として活用することが求められています。
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Instagramキャンペーンの主な種類と特徴 |

Instagramキャンペーンを成功させるには、目的やターゲットに合った形式を選ぶことが重要です。
ここでは、企業が実際によく活用している代表的な3つのキャンペーン形式をご紹介します。
フォローキャンペーン
フォローキャンペーンは、ユーザーに企業アカウントをフォローしてもらうことで応募条件を満たす形式です。
フォロワー数を増やしたい場合に有効ですが、「フォローで〇〇が当たる」といった直接的な報酬提示はInstagramの利用規約違反となる恐れがあります。
あくまで自然な参加を促す文言設計とし、応募規約に詳細を記載するなど、リスク回避の工夫が必要です。
いいねキャンペーン
いいねキャンペーンは、特定の投稿に「いいね」することで参加できる形式で、投稿のエンゲージメントを高めるのに効果的です。
ただし、「いいねをするとプレゼントがもらえる」といった表現は、“インセンティブ付きアクション”としてInstagramの規約に抵触する可能性があるため注意が必要です。
ユーザー参加の導線を工夫し、自然な形でエンゲージメントを得ることが求められます。
ハッシュタグキャンペーン
ユーザーに自身のアカウントで写真や動画を投稿してもらい、指定のハッシュタグを付けて参加してもらう形式です。
投稿者のリアルな体験がUGC(ユーザー生成コンテンツ)として二次利用可能な点が大きな魅力です。
ブランドの世界観に共感するファン層を広げやすく、拡散性にも優れています。
ただし、著作権や肖像権の取り扱いには十分注意し、事前に使用許可を得る旨を明記した応募規約を設けることが大切です。
応募フォーム・アンケート連動型キャンペーン
Instagramと外部の応募フォームやアンケートを連動させる形式です。
応募と引き換えにユーザー情報(例:メールアドレス、属性情報など)を収集できるため、リード獲得にも活用できます。
また、Instagram内で直接インセンティブ付与を行わないため、ガイドライン違反リスクが比較的低いのも特徴です。
ただし、LP(ランディングページ)やフォームのUX設計には工夫が求められます。
フォトコンテストキャンペーン
フォトコンテストは、ユーザーにテーマに沿った写真を投稿してもらい、優秀作品を選定・表彰する形式のキャンペーンです。
ブランドイメージに合致した投稿が自然に集まり、ブランディング効果が非常に高い点が特長です。
また、コンテスト形式にすることで参加者のモチベーションも上がりやすく、作品の質も高くなる傾向があります。
選考基準を明確にし、著作権や二次利用の取り扱いについても規約に明記しておくと安心です。
応募方法としては、以下のような指定をするのが一般的です。
指定のハッシュタグのタグ付け
自社アカウントへのメンション(@ユーザー名)
このように設定することで、投稿の収集や確認がしやすくなり、ユーザーとの接点を可視化しやすくなります。
Instagramキャンペーンのメリット・デメリットとは? |

Instagramキャンペーンは企業のSNS施策として定番となっていますが、実施にはメリットもあれば注意点も存在します。
この章では、Instagramキャンペーンの効果やリスクを具体的に理解できるように整理し、さらに「どんな企業に向いているか」も併せて紹介します。
Instagramキャンペーンを実施するメリットとは?
Instagramキャンペーンには大きく分けて4つのメリットがあり、うまく設計すれば短期間で大きな成果を出すことも可能です。
ブランド認知の向上
エンゲージメント(関係性)の強化
ユーザー生成コンテンツ(UGC)の活用
低コスト・自然拡散による費用対効果の高さ
まず挙げられるのがブランド認知の向上です。
フォローや投稿による拡散効果により、未接触の層にもリーチできる点は非常に大きな魅力です。
また、ハッシュタグ投稿やフォトコンテストを通じて**UGC(ユーザー生成コンテンツ)**が得られるため、信頼性の高いプロモーションにもつながります。
さらに、比較的低コストで運用が可能な点もメリットです。
広告に頼らず、ユーザーの自然な参加によって話題を生むことができます。
このように、Instagramキャンペーンは「認知・共感・拡散」を促進する強力なマーケティング施策といえるでしょう。
Instagramキャンペーンのデメリットと注意点
一方で、Instagramキャンペーンには注意すべきポイントとして4つのデメリットやリスクが存在します。
Instagramガイドライン違反のリスク
炎上や批判の可能性
応募管理・抽選対応などの運用工数
リード情報が取りにくいケースがある
特に重要なのが、Instagramのプロモーションガイドラインや景品表示法への対応です。
「フォローで〇〇が当たる」「いいねで応募完了」といった直接的な表現はポリシー違反になる可能性があるため、企画段階から慎重な設計が必要です。
また、炎上や批判が発生するリスクも無視できません。
抽選方法や当選発表が曖昧だと不信感を生み、ブランドイメージの毀損につながる恐れがあります。
さらに、投稿の管理・問い合わせ対応など運用工数が多い点も意外と見落とされがちです。
リード情報の取得についても、Instagram内で完結する施策では個人情報の収集が難しく、CRMや営業接点につなげにくいという課題があります。
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Instagramキャンペーンはどんな企業・目的に向いている? |

Instagramキャンペーンは、以下のような目的を持つ企業にとって非常に有効です。
BtoC領域の商品・サービスを扱っている
認知拡大やファンづくりを目的としている
若年層や感度の高い層が主なターゲットである
UGCを収集し、販促やブランディングに活用したい
一方で、確度の高いリード獲得や、営業案件の創出を主目的とするBtoB企業には、やや不向きな場合もあります。
その場合は、Instagramキャンペーンをきっかけに興味を喚起し、別チャネルへ誘導する設計が求められます。
キャンペーンを始める際は、「なぜやるのか?」「誰に届けたいのか?」を明確にし、社内でのゴール共有を行うことが成功の第一歩となります。
Instagramキャンペーンを実施する手順 |

Instagramキャンペーンは「やってみる」だけでは効果が出ません。
成果を出すには、段階的に設計し、運用し、振り返るプロセスが欠かせません。
以下の5ステップに沿って、効果的なキャンペーンを構築しましょう。
①目的とKPIを設定する
まずはキャンペーンの目的を明確にします。
「フォロワー増加」「認知拡大」「リード獲得」「UGC活用」など、狙う成果に応じて設計を変える必要があります。
KPI(例:エンゲージメント率、応募数)も併せて定め、成功の基準を明文化することが重要です。
②企画・内容を設計する
キャンペーン形式(例:ハッシュタグ投稿・フォトコンテストなど)や賞品の内容、実施期間などを企画します。
このとき、Instagramのポリシー(インセンティブ違反など)を事前に確認しておくことが必須です。
また、参加しやすい工夫(投稿テーマの明確化など)を設けることで、応募率も高まります。
③応募規約を作成する
トラブル防止のために、応募規約は必ず用意しましょう。
記載内容の例は以下の通りです。
応募期間・条件・方法
当選者の発表方法と連絡手段
投稿画像の使用権(UGC利用の同意)
禁止事項(なりすまし、不適切表現など)
明文化することで、企業もユーザーも安心して参加できる土台が整います。
④キャンペーンの告知・拡散を行う
Instagram投稿はもちろん、ストーリーズ・プロフィール・LP・自社メディアなどを通じてキャンペーン情報を広く告知します。
オウンドメディア・広告・他SNSなどとの連携も活用し、ターゲット層への到達率を高めましょう。
⑤結果を分析し、次に活かす
実施後は、KPIに基づいて効果測定を行います。
応募数、投稿内容、フォロワー増加率、CTRなどを分析し、成功要因や改善点を洗い出しましょう。
これにより、次回のキャンペーンの精度を高めることが可能になります。
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Instagramキャンペーンで注意すべきガイドライン・規約 |

Instagramキャンペーンを実施する際には、Instagramの公式ポリシーや国内の法令(景品表示法など)に準拠しているかを事前に確認することが極めて重要です。
ガイドライン違反は、アカウント停止などのリスクを招くため、必ず以下のポイントを押さえておきましょう。
「フォロー&いいね」キャンペーンが制限されている理由
現在、Instagramではフォローやいいねと引き換えにインセンティブを与えるキャンペーンが利用規約で制限されています。
この項目では、その背景と理由を解説します。
フォローやいいねを条件に報酬を提供する行為は禁止対象
形式的なエンゲージメントの増加はアルゴリズムの不正操作と判断される
規約違反によりアカウント停止・キャンペーン投稿削除のリスクあり
たとえば「フォローでプレゼントが当たる」「いいねで応募完了」などの表現は、インセンティブ付きの行動誘導と見なされ、プラットフォームガイドラインに抵触する可能性があります。
そのため、応募規約の中に条件を記載するなど、誘導方法の工夫が必要です。
応募規約に記載すべきポイント
Instagramキャンペーンを行う際は、ユーザーとのトラブルを未然に防ぐために応募規約を明記することが必須です。
最低限、以下の要素は網羅しておきましょう。
応募期間・参加条件・当選者の発表方法
投稿内容の使用範囲(UGC利用の許諾)
禁止事項(虚偽応募・著作権侵害など)
応募規約は、キャンペーン投稿に直接記載するか、リンクで詳細ページに誘導する形が一般的です。
特にUGC(二次利用)の可否は誤解を生みやすいため、あらかじめ許諾を得る旨を明記することがトラブル回避につながります。
Instagramキャンペーン成功事例4選 |

Instagramキャンペーンで成果を上げるには、成功事例から「企画設計」「投稿形式」「ユーザーとの接点づくり」を学ぶことが非常に効果的です。
以下では、国内外で実施された参考となる成功事例を4つ紹介します。
artizone experienceのプレゼントキャンペーン

インテリアブランドのartizone experienceは、新春お年玉キャンペーンと称し、キャンペーンを実施しました。
視覚的に伝わりやすいデザインを活用し、自社商品を手に取ってもらう機会を作り、またキャンペーンを通してブランド認知を大きく向上させました。
コアラマットレスのプレゼントキャンペーン

コアラマットレスは、新製品PRを兼ねたプレゼントキャンペーンを実施しました。
また、「コアラが有罪か無罪か」といった推理ネタを合わせており、この推理の結末をHPに掲載することでHPへの誘導を図ることによってブランド理解の促進に繋げていました。
無印良品のUGC活用

無印良品は、ユーザーが投稿した製品の写真をリポストするキャンペーンを展開しました。
これにより、UGC(ユーザー生成コンテンツ)を活用して消費者との信頼関係を構築し、ブランドの認知度とエンゲージメントを向上させました。
PUMAのコンテストキャンペーン

PUMAは、インフルエンサーとのコラボレーションを通じてコンテスト形式のキャンペーンを実施しました。
参加者にPUMAの商品を使ったコーディネートを投稿してもらい、優秀な作品に賞品を提供するという形式で、フォロワー数とエンゲージメントを大幅に増加させました。
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まとめ|Instagramキャンペーンを成功させるために |

本記事では、Instagramキャンペーンの種類や手順、禁止事項やガイドラインの正しい理解、そして成功事例を徹底解説してきました。
Instagramキャンペーンは、ブランド認知の拡大やユーザーとの関係性構築において、非常に高い効果を発揮する施策です。
一方で、ガイドラインや法令への理解不足、目的に合わない設計によって成果が出ないケースも少なくありません。
重要なのは、マーケティング戦略の一環として、正しく・効果的に活用することです。本記事で紹介した内容をもとに、自社に最適なキャンペーン設計を進めていきましょう。
また、貴社の目標を最短で達成するために必要な戦略については株式会社ビーステップへご相談ください。
ビーステップは、SNSマーケティングにおいて効果的な戦略を熟知しており、貴社の商材や目的に合わせた収益向上に直結するキャンペーン施策をご提案いたします。
ご支援内容は、ご提案にご納得いただいた上で実施されるため、安心して依頼いただけます。
さらに、ご支援範囲も設計から運用までワンストップで対応可能なので、業務が忙しくて手が回らない方でも、安心してご利用いただける点も魅力です。
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